「葬送のフリーレン」 ©山田鐘人・アベツカサ/小学館

葬送のフリーレンが休載に ファンは「いつでも待つ」と温かい声

By - emogram編集部いしかわ
エンタメ

週刊少年サンデー(小学館)で連載中のファンタジー漫画「葬送のフリーレン」は15日、公式Xを更新。原作の山田鐘人さん、作画のアベツカサさんの体調をかんがみて、しばらくの間休載することを発表しました。

そこには箱の中身を整理していると思われる主人公フリーレンのイラストも描かれています。

同作は2021年に第14回マンガ大賞と第25回手塚治虫文化賞新生賞、2023年に第69回小学館漫画賞、2024年には第48回講談社漫画賞をそれぞれ受賞しています。

「葬送のフリーレン」とは、勇者たちによって魔王が倒された〝その後〟の世界を舞台に、千年以上生きる魔法使い・フリーレンが「人を知るための旅」に出かけるというファンタジーストーリーです。

原作は第146話まで進んでおり、大陸北部にあるとされる「魂の眠る地(オーリエ)」目指し、旅を続けています。

投稿によると、お二人は引き続き執筆中で、編集部もサポートを継続していくとのこと。具体的な掲載時期については、今後の週刊少年サンデー誌上でお知らせするといいます。

アニメ第2期決定の中での発表

2023年9月29日~2024年3月22日には、「一級魔法使い試験編」までの内容が日本テレビ系列でアニメ化(全28話)されました。

2025年3月には、アニメ第2期が2026年1月に放送されると公式Xで発表され、一級魔法使い試験編の続きである「黄金郷のマハト編」などの重要なエピソードがアニメ化されると予想されています。

SNS上の感情

2026年1月にアニメ第2期の放映が決定している最中の「葬送のフリーレン」休載発表に、SNS上ではコメントが相次ぎました。

emogram編集部では、この投稿に関するコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「サポート・励まし」の声(65%)

「体調第一。フリーレンのようにゆっくり過ごしてください」

「好きなだけ休んで最高の状態でまた作品描いてほしい!」

「無理せずゆっくりされて下さい🩷」

「どうぞお休みください。健康が第一です」

主な「理解・共感」の声(25%)

「私の手帳は1000年後まで予定が書けるのでいつでも大丈夫です」

「旅を終えるまでに10年かかったって構わないし、旅を終えたとき『くだらない冒険だった』と笑いあいたい」

「良いよ良いよ。暖かくなるまで休もう」

主な「他作品との比較」の声(8%)

「ハンターハンターやワートリを読み続けてきた俺たちならこの程度余裕だよなぁ?」

「バスタードよりマシ描く気があるだけ」

主な「批判・不満」の声(2%)

「体調が大事なのはわかりますが半年以上も休載されるのも読者としては辛いです」

「このまま未完になったりして…」

まとめ

今回の分析では、休載の発表に対して大多数は「健康が第一」「いつでも待っています」「無理せずに」という励ましやサポートのメッセージを送っています。「ハンター×ハンター」「ワールドトリガー」などの長期休載を経験しているファンからは、「これくらいなら余裕」と声もありました。批判的なコメントはごく少数で、ほとんどのファンは作者の回復を願って長い目で作品の続きを楽しみにしているようです。

ライターコメント

アニメ第2期放送が来年1月に決まっている中での休載は驚きましたが、コメントを確認してみると「健康が第一」という温かい声がほとんどで、フリーレンのファンの優しさが伝わってきます。筆者も連載漫画の執筆がどれだけ大変かが想像できるので、本当に毎週続けている作家さんに頭が下がります。体が資本の仕事なので、先生方にはゆっくり休んで欲しいです。


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