今年も人間を悩ませるアレがやってきました。
花粉です。
一般的に関東圏ではスギは3月中旬~5月中旬、ハンノキは3月中旬~5月中旬、ヒノキは4月下旬~6月、なんとイネ科は5月~10月まで続きます。
その花粉が引き起こす花粉症は人間がなると鼻水が止まらず、ティッシュで鼻をかんでもかんでも通らない鼻づまり、一日中出っ放しのくしゃみは毎年悩みの種ですよね。
特に鼻に来る症状は仕事や家事に支障をきたしている人も多いかと思います。
ところで、人間だけでなく、犬にも花粉症があるのはご存じでしょうか。
「犬も花粉症にかかるのならお散歩控えたほうがいいんじゃないの?」
そう思う人もいるかもしれませんがちょっと待ってください。
犬にとって散歩は毎日の日課であると同時にストレス発散の機会にもなります。
完全に散歩をやめてしまうのはあまりいい方法とはいえません。
犬の花粉症の症状としては主に皮膚のかゆみや目の症状があげられます。
なかにはくしゃみがとまらなくなる子も。
愛犬がかゆそうにしていたら獣医さんに診てもらう必要があります。
もしかすると花粉が原因ではない病気が隠れているかもしれないからです。
つらい花粉症を予防するには、散歩する時間を花粉の飛散が少ない朝の早い時間や夜に散歩する、花粉がつく範囲を減らせる洋服を着せてあげるというのも効果的です。
洋服が苦手な子には家に帰ったらブラッシングやウエットタオルで皮膚や毛についてしまった花粉を取り除いてあげましょう。
そのほか空気清浄機や家の掃除をこまめにするという手もあります。
SNSでは
「犬もなるんだ」
「イヌもつらかったのね」
「うちの子も気をつけなきゃ」
といった犬が花粉症になるということに驚きのコメントや心配する声がありました。
頻繁に後ろ足で身体を掻いていたり、目の周りがちょっと赤くなったりしていたら注意が必要です。
人間だけでなく犬もかかる花粉症。
犬が花粉症にかかっても自分で病院や症状を訴えることができません。
自己判断せずに「なんか変だな?」と思ったら花粉症対策をして愛犬をしっかり守ってあげてくださいね。