1等と前後賞を合わせて1億円の「宝くじ発売80周年記念くじ」が9日に全国で発売されました。1枚200円で、販売期間は5月6日までです。ただし3千万枚限定で売り切れ次第終了ですので、購入を計画している人は注意が必要です。
当たりくじの抽選会は5月9日に「東京宝くじドリーム館」(東京都中央区)で行われます。
「当たったら何しよう」
「宝くじが当たったら何をしようかなぁ」
多くの人がこう一度は夢みたことがあるのではないでしょうか。
人びとに多くの夢を見させる代表的な宝くじとして「年末ジャンボ宝くじ」「サマージャンボ宝くじ」が有名です。ですが、こうした毎年話題になる当選金額が大きな宝くじだけでなく、日本には、それ以外にも多くの宝くじが存在しています。
歴史はめちゃくちゃ古い
そもそも宝くじの歴史は古く、元は「冨くじ」という名前で江戸時代に箕面山瀧安寺で生まれたものだと伝わっています。
現在は連番やバラで宝くじを買って番号が抽選されるタイプの抽選方式のほかに、番号を事前に決めておき抽選で当選番号が決まるロトやナンバーズなどの「数字選択式宝くじ」と、その場で結果が分かる「スクラッチくじ」に大きく分けられます。
そして、宝くじには、全国一斉で発売される「宝くじ」と、それ以外に地域毎に発売される「ブロック宝くじ」の2種類が存在しています。
新設されたものも
近年では、2021年に「バレンタインジャンボ宝くじ」が新設されるなど、新しいジャンボ宝くじだけでなく、アニメなどとコラボしたスクラッチくじもたくさん売り出されています。
高額の当選金が話題になりがちですが、宝くじの収益金は、当選配当金だけでなく、実は、発売元である都道府県や20の政令指定都市に納められ、公共事業などにも使われています。
夢を買うと同時に自分たちの生活の一助にもなっている宝くじ。次はどんな夢が見られるのでしょうか。