女優の高石あかりさん(23)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第111話が9日放送され、ドラマはこの日から、第23週「ゴブサタ、ニシコオリサン。」(第111〜115回)に入り、トキの夫であるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)が息子の勘太のために日本人になることを決意。そして、そのラストシーンで吉沢亮さん(32)演じる錦織友一が久々に登場しました。錦織の出番は第95回(2月13日放送)以来となる約1カ月ぶりで、以前とは変わり果てたその姿に、多くの視聴者が悲鳴をあげ、Xでは「錦織さん」がトレンド入りしました。

子供の名前は「勘太」に
トキとヘブンの子供の名前は「勘太」になった。「レフカダ」の「カダ」を取った名前で、トキの父親の司之介(岡部たかしさん)は、自分の父である勘右衛門(小日向文世さん)の「勘」も入っていると、この名前を絶賛。ヘブンはとにかく勘太を溺愛しました。
トキとヘブンは熊本市役所へ行き、家族になるため戸籍について相談。しかし市役所でも初めてのケースで、結局その日は何もわからず、数週間後、しっかり調べて、担当者が説明に来ました。
同じ戸籍に入るには2つの方法
ヘブン、トキ、勘太が同じ戸籍に入るには、2つの方法があるといいます。1つはトキと勘太がヘブンの戸籍に入り、英国人として日本で暮らす方法。この場合、ヘブンの遺産をトキや家族は受け取れません。もう1つは、ヘブンと勘太がトキの戸籍に入り、日本人になる方法です。
ただし、この場合、ヘブンは外国人としての特権を失い、海外へ出ることも簡単ではなくなります。トキ、司之介、トキの母親のフミ(池脇千鶴さん)はヘブンに選択を委ねました。
ランのロバートに対する複雑な胸中
トキたちは、ヘブンの同僚ロバート・ミラー(ジョー・トレメインさん)宅を訪問。妻のラン(蓮佛美沙子さん)はトキの出産を祝福しました。
ロバートは子供が苦手で対応に四苦八苦。ランは、日本人としてずっと留まろうとしているヘブンをうらやましがりました。一方、ロバートは、日本人になろうとしているヘブンの決断が理解できません。ロバートは、日本でしか書けなくなるヘブンの未来を心配し、「自分の幸せについて真剣に考えるんだ」と助言。そんな夫にランは、自分の幸せとは何かと尋ねました。ロバートの「君も知っているだろう?」という答えにランは「わかってます。わかってるけど…」と言葉を詰まらせ、部屋を出て行きました。
「ワタシ…ニホンジン、ナリマス」
葛藤するヘブンは改めて「自分の幸せ」について考えました。そしてフィリピン行きを提案してきた元恋人、イライザ・ベルズランド(シャーロット・ケイト・フォックスさん)へ手紙を書きます。
「子供が生まれ、新しい人生を歩き出した。私の役目は、息子や妻や、家族の幸せを守ることになった。イライザ、長いこと待たせたが、フィリピン行きは諦めたよ。つまり…物書きとしての私は、死んだ…」。
その後、ヘブンは家族の前に立ち、「ワタシ…ニホンジン、ナリマス」と宣言しました。トキは「…はい」とヘブンの決断を受け入れました。
別人のように痩せこけた錦織
その頃、松江ではヘブンの通訳を務めていた錦織が喀血。
彼はその血を拭きとり、クズ入れに捨てました。クズ入れは血の付いたちり紙でいっぱいで、錦織は別人のように痩せこけていました。
SNSの反応まとめ(コメント分析)
「ばけばけ」第111話の放送に対し、X上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部で、放送後、Xに寄せられた投稿の中から200件のコメントを独自に分析したところ、視聴者の反応は以下の通りに分類されました。
SNS上の反応
- 吉沢亮の減量・役作りへの驚きと称賛 (28%)
- 錦織さんの病状・激痩せへの心配と悲しみ (25%)
- ヘブンの決断・家族愛への感動 (18%)
- 赤ちゃん(勘太)への愛らしさ・微笑ましさ (12%)
- ランとロバートの関係への同情・考察 (10%)
- ドラマ全体への好意的評価 (7%)
【分析データ】
調査対象: X上の「ばけばけ」第111話に関連するコメント
分析期間: 3月9日8時15分~10時00分
サンプル数: 200件
分析手法: テキストマイニング
「知れば知るほど沼る」
SNS上のコメントを見ると、最も注目を集めたのは、4週ぶりに再登場した錦織役・吉沢亮さんの鬼気迫る姿です。1カ月で13kg減量したという壮絶な役作りによる激痩せと喀血シーンに対し、「役に向き合う姿勢が凄まじい」という称賛と同時に、「心臓が止まるかと思った」など、衝撃を受けたという声が殺到しました。
また、トキの夫・ヘブンの決断も深い感動を呼んでいます。孤独な生い立ちを持つヘブンが、作家としての夢や母国の国籍を捨ててまで「日本人になる」と宣言し、家族の形を最優先する姿に涙する視聴者が続出しました。一方、その誠実な決断を目の当たりにして、同僚教師のロバートの傲慢さにショックを受けるランに対して多くの同情の声が寄せられています。
誕生した赤ちゃんが、ゆかりの人々から一文字ずつ取って「勘太」と名付けられたことには、微笑ましく温かな祝福の声が上がったほか、今回の放送で描かれた緻密なストーリー展開に対し、「作り手の愛を感じる」「知れば知るほど沼る」と作品全体を高く評価するコメントに溢れていました。
ライターコメント
吉沢さんの13kgの減量には本当に役者魂を感じました。本気を感じました。
そして次回112話では、ヘブン先生が、おトキちゃんと勘太くんと家族になるため、日本人になることを決意したその後が描かれます。二人が籍を入れるためには松江市役所での手続きが必要で、おトキちゃんとヘブン先生は、おトキちゃんと両親を連れて久しぶりに松江を訪ねます。それは、ヘブン先生の〝相棒〟錦織さんとの再会を意味していました。
松江を訪れたおトキちゃんたちは、まずは宿を取りに、懐かしの花田旅館を訪れます。松江を訪れる明日の放送回ではどのように物語が動くのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。
<ライタープロフィル>in my heart
産経新聞社の経済部で流通・食品・外食、自動車、電機、エネルギー、通信などの民間担当のほか、日銀、財務省、総務省、国交省などの硬派部門も長く担当。最近は主にSnow Man、SixTONESなどのエンタメ記事を執筆。趣味は町中華や立ち飲み巡り。
「ばけばけ」過去記事












