女優の高石あかりさん(23)がヒロイン松野(雨清水)トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜午前8時)の第121話が23日放送され、トキの夫、雨清水八雲ことレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)に病魔が迫る中、家族を思ってついた嘘に多くの視聴者が涙しました。
ドラマはついに最終週に
ドラマはついに最終週「ウラメシ、ケド、スバラシ。」(第121〜125回)に入り、明治37(1904)年9月、ヘブンが『怪談』を書き上げてから数カ月が経過する中、米国から大きな荷物が届きました。
中身は『KWAIDAN』(『怪談』)で、米国にいる元恋人、イライザ・ベルズランド(シャーロット・ケイト・フォックスさん)からの手紙も同封されていました。八雲は、米国でも売れ行きは好調でイライザも絶賛していると説明。その言葉を信じたトキと家族は大喜びしますが、人知れず八雲の表情は曇ります。
「パパサさん、ほんにありがとう…」
その日、完成を祝うパーティーが開かれ、帝大の研究室で働く錦織丈(杉田雷麟さん)が来訪しました。トキのために訳した日本語版の原稿を渡すと、その晩、食い入るようにそれを読み「パパさん、ほんにありがとう…私のために」と改めて感謝。八雲も感謝の言葉を口にしますが、その表情は暗いままでした。
書斎で1人、米国の書評を読む八雲。そこには「子供だましの民話集に過ぎない」との酷評があり、ヘブンは急な胸の痛みに耐えました。
翻訳版を子供たちに読み聞かせるトキ
トキは翻訳版を子供たちに読み聞かせます。そこへ外出していた八雲が帰宅し、トキを呼び寄せました。八雲は「ヤマイ、エマシタ。ムネ、イタミ、スル」と説明し、財産をすべて渡すと話します。
「コノ…イタミ、オオキクナッタラ、シヌデショウ」。絶句するトキに、八雲は自分が死んでも決して泣かず、小瓶に骨を入れて静かな寺に埋めてほしいと頼みました。
「カナシム、ワタシ、ヨロコブナイ…。ママサン、コドモトカルタシテアソブ。イカニワタシ、ソレヨロコブ」。トキは「達者じゃないですか」と返しますが、八雲は「タッシャナイ、イシャ、イイマシタ、ホント」と改めて強調しました。
「次、妙なこと言ったら、小さい瓶に入れますけんね」
その日の夕餉、トキは元気がありません。
昼寝から起きてきた八雲は平静を装い、胸の痛みは治ったと伝えました。トキは安堵し、涙を拭きながら「次、妙なこと言ったら、小さい瓶に入れますけんね」と軽口を叩き、八雲に謝らせましたが、八雲の症状は深刻そうでした。
SNSの反応まとめ(コメント分析)
「ばけばけ」第121話の放送に対し、X上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部で、放送後、Xに寄せられた投稿の中から200件のコメントを独自に分析したところ、視聴者の反応は以下の通りに分類されました。
SNS上の反応
- 感動・称賛 (42%)
- 悲しみ・寂しさ (35%)
- 期待・関心 (12%)
- 批判・不満 (8%)
- その他 (3%)
【分析データ】
調査対象: X上の「ばけばけ」第121話に関連するコメント
分析期間: 3月23日8時15分~10時00分
サンプル数: 200件
分析手法: テキストマイニング
「もうロス…」と悲しみを口にする声多数
SNS上のコメントを見ると、病魔が迫るヘブンが家族を思ってついた嘘に、「ウソ、キライなヘブンさんが優しい嘘つくようになっちまってよぉぉ!」「ここぞというときに吐くから胸を打つ」と涙する視聴者が続出。「おトキちゃん、表情だけで伝わる演技すごいな」「トミー・バストウさん、ホントに八雲さんになりきった」というキャストへの賛辞や、「言葉の選択、使い方のなんと素晴らしいこと」と細部まで練られた脚本を称える声が続出しています。
一方で、死期が近づく描写には「もうロス… 」「なんだか今週観るのつら・・・・」と早くも別れを惜しむ声が多数。「亡くなる前に『怪談』が真にベストセラーになるのか気になってしゃあない!」「これからどうやって大逆転するんだろう」と、酷評からの挽回を祈る声も。
コメントの中には、「終盤、大事なところがみんな割愛されてってる」「端折りがすぎる」と尺不足を惜しむ一部の意見もありますが、「おトキは、丈の訳本で大喜び、夢中になって読んでいる事に救われる」と温かい視線も注がれており、最終回へ向けて視聴者の関心は最高潮に達しています。
ライターコメント
いよいよ最終週を迎えた『ばけばけ』。嘘が大嫌いだった八雲先生が、自分を心配させまいと必死につく「優しい嘘」に、朝から目頭が熱くなりました。
そして次回122話では、子供たちの遊ぶ様子を見守るおトキちゃんと八雲先生の家に咲いた季節外れの桜を見て、八雲先生が、日本に来た日のことを思い出す展開が描かれます。そんな、ある日の食事時、八雲先生は魚の小骨取りをおトキちゃんにお願いします。久しぶりのお願いに、昔を懐かしむおトキちゃんと八雲先生。夕方。西向きの部屋の縁側に座り、美しい夕陽を眺めながら2人が静かに語り合う展開が描かれます。
明日以降の放送で、酷評された『KWAIDAN』の評価がどう覆っていくのかでしょうか。おトキちゃんと八雲先生の二人が見つけた幸せの結末を、最後までしっかりと見届けたいと思います!
「ばけばけ」過去記事
【第120話】NHK朝ドラ「ばけばけ」号泣必至の最終週 八雲死去、涙のおトキに「最終話を観た後、まともに仕事ができる気がしない」






