食通で知られるお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さん(52)が1月25日、食べ歩きの模様を紹介する公式ブログで動画を更新しました。
今回、渡部さんが紹介したのは東京・六本木にある「士士」です。2024年1月オープンの焼き肉店で、同店について、渡部さんは冒頭、「扇矢精肉店から肉を入れている。(扇矢精肉店は)本当、但馬牛の目利き日本一と言われていて日本中のミシュランシェフでここからお肉をどうしても欲しいという方がいっぱいいる。そこから選び抜かれた肉が仕入れられているという時点で、もうこれは、焼き肉好き、そうでない方も、必ず行かなきゃいけないお店ですね」と強調した。
渡部さんは、手始めに、供されたサーロインの握りを食べたといいます。「肥育58か月のサーロインの握りで、もう、食べた瞬間のなんでしょうね、凄く上品な香り、食感」と話し、それにあわせる赤シャリについても「油とのマッチング、この空腹で食べるサーロインの握り、いきなりガツーンと美味しい感じでスタートします」と絶賛。その後、サラダ、ユッケに続いたと説明しています。
渡部さんは、同店の面白い特徴として「ホルモンが串にささったおでんが一杯ある」ことを挙げています。ギアラ、ハチノス、シマチョウなどのおでんを好みに合わせて選べて食べられるとしています。厚切りのハラミとタンに加え、少しピリッとしたタレをつけて食べるサーロインのタレ辛焼きを食べた感想は「非常に美味しかったですね」。
続いて「これも名物です」と語ったのが「スジしゃぶ」。ミスジ、タンスジ、ツラミのスジのしゃぶしゃぶで、これについては「スジってシンプルにまず硬いじゃないですか。でも、薄切りにしてしゃぶしゃぶにすることで、本当は硬いんだけど、旨味を楽しむには最高の形なんじゃないか」と称賛した。
ヒレカツサンドも食べた後に、追加注目が可能なのが「牛丼」。「あるチェーン店そっくりな丼を作ったと言っていた」という説明を受けたとのことでした。
渡部さんは、〆でユッケどん、冷麺、タンタン麺の3種類を1口サイズで注文。「比較的小食なんですけど、全部ペロッといけちゃいました」。デザートのアイスの種類も豊富とのことです。
渡部さんは近年、都心で増殖中の肉割烹系ジャンルのお店が苦戦していると指摘し、その理由について「どういうことかというと、この店が見事に表しているんですよ。やっぱね焼き肉を食べたいんですよ。この士士も焼き肉屋の範疇を超えないような見事なバリエーションのあるコースづくりなんで、あくまで焼き肉を食べたって感じになるんですよ。このあたりの境目をうまくコントロールして時代を見たんじゃないかと思いますね」と感心しつつ、動画を締め括っていました。
【士士】東京都港区六本木3-8-15 瀬里奈ヴィレッジ1F