第107回全国高校野球選手権大会第2日は6日、甲子園球場で1回戦が行われ、2022年大会王者の仙台育英(宮城)が鳥取城北(鳥取)に5-0で快勝して2回戦へ進みました。四回に6安打を集めて4点を先取し、五回に原亜佑久外野手(3年)の今大会1号本塁打で加点。吉川陽大投手(3年)は12奪三振で5安打完封しました。
けいれんの症状
この試合は炎天下の試合で、脚がつって交代を余儀なくされる選手が相次ぎました。仙台育英の川尻結大捕手(3年)が両太もも、両ふくらはぎなどにけいれんの症状が出て、七回の守備後に仲間に背負われてベンチへ。八回終了時には右翼手の田山纏外野手(2年)が、脚がつったような様子で立てなくなり担架で運ばれました。
SNS上の感情
炎天下の試合で、脚がつって交代を余儀なくされる選手が相次いだことについて、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「哀しむ」声(65%)
「最初の犠牲者が出ないことを願うばかり」
「死人が出てからでは遅い」
「未成年を安全に導くのは大人の役目」
主な「怒り」の声(25%)
「そのうち取り返しのつかない大きな事故になる可能性がある」
「満足なプレーが出来なくては球児たちもかわいそう」
「明らかに危険な暑さ」
主な「喜楽」の声(10%)
「一番良いのは甲子園から遠くない京セラドームでの開催」
「甲子園のドーム化が必要」
「暑さとの戦いにどう立ち向かうかが最大の難関になってきてしまっている」
まとめ
今回の分析では、炎天下の試合で、脚がつって交代を余儀なくされる選手が相次いだことについて、「なんらかの対策が急務なのは間違いない」「DH制導入よりも安全のために早急に改善していくべき」と訴える声が相次ぎました。
ライターコメント
大量の汗をかいた際、血中の塩分濃度が下がると筋肉のけいれんが起こりやすく、熱中症の症状の一つとされています。SNSでは「夏の高校野球はそろそろ開催時期を見直すときに来ている」と指摘する声が寄せられました。
産経Podcast(聴く産経新聞)でもこの記事を紹介しています。
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