女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第90話が31日放送され、これまで何度も思いを伝えられずにきた「シマケン」こと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉さん)が、意を決して新潟を訪ね、日本海を前に初めてりんに「いとおしい」と恋心を告白。りんの涙や夕日に染まる海辺の映像美も相まって、視聴者の心を大きく動かし、Xではこの日、「シマケン」「風薫る」がトレンド入りするなど、大きな反響を呼びました。
再びりんにプロポーズする横沢
この日、りんは、新聞記者・横沢公輔(井上祐貴さん)のもとを再び訪れ、差し入れを届けました。横沢は釈放を前に懲りずに「結婚しませんか」と再び求婚しますが、りんは「しません」ときっぱり断りました。
シマケンのために機転を利かせる直美
一方、横沢がりんにプロポーズしたことを知ったシマケン。その背中を押すように直美が新潟行きに同行させていました。そして、新潟に到着したその日、シマケンがそば屋にいると、釈放祝いで偶然立ち寄った横沢と出会い、「レ・ミゼラブル」の原書を読んでいたことをきっかけに意気投合しました。
そうした経緯があり、翌日、りんと、りんの娘・環(英茉さん)、直美、シマケンの一行が日本海へ向かう道中、横沢も同行していました。恋敵との思わぬ交流はシマケンの胸中をさらに複雑にしており、そんなシマケンの思いを察した直美は機転を利かせ、横沢を別行動へ誘導。りん、環、シマケンの3人だけの時間を作り出すことに成功しました。
家族のようなひとときを過ごす3人
シマケンは環を肩車し、3人はまるで家族のような穏やかなひとときを過ごしました。流木に腰掛けたシマケンが、今の気持ちを表す言葉が見つからないと打ち明けると、りんは優しく微笑みながら、「いとしげ? シマケンさんの心がいとしげだなって。きれいで、かわいらしくて…。私は、いとしげがぴったりきます」と語りかけました。
その言葉に背中を押されたシマケンは、勇気を振り絞るようにりんの顔を見ながら「僕は…いとおしい…。僕は…」と恋心を伝えようとしましたが、その瞬間、砂浜で遊んでいた環が「シマケンさ~ん!」と呼び掛けます。
涙をこぼしながら「いとおしい…」とつぶやくりん
シマケンは思いをのみ込み、「いとおしいです!いつか、こんな瞬間を書いてみたい」と言い直し、環のもとへ駆け出しました。環と無邪気に戯れるシマケンの姿を見つめながら、りんは涙を流し、静かに「いとおしい…」とつぶやきました。そして2人にかけより、3人で家族のような時間を過ごしました。
SNS「ロケーションも演技も最高」と絶賛の嵐
『風、薫る』の第90話の放送に対し、SNSではシマケンが恋心を告白した展開に、視聴者からの反響が殺到しています。
ライターコメント
言葉を大切にするシマケンだからこそ、絞り出した「いとおしい」の一言がこれほどまでに胸に響くものなのだと、思わずテレビの前で涙してしまいました。言葉をのみ込んで環の元へ走るシマケンと、それを見つめるりんの「いとおしい…」という呟き。日本海の美しい夕景も相まって、朝ドラ史に残る名シーンになったのではないでしょうか。横沢記者をうまく撒いた(?)直美のナイスアシストにも拍手を送りたいです!この3人の関係がこれからどうなっていくのか。来週の放送からも目が離せません。
『風、薫る』過去記事
NHK朝ドラ『風、薫る』(89)「グズグズしてると奪われる!」直美(上坂樹里)の一喝に視聴者も共感
NHK朝ドラ『風、薫る』(88)「私と結婚してください」横沢記者(井上祐貴)の直球すぎる思いにSNS騒然
NHK朝ドラ『風、薫る』(87)「それはウソ泣きではないですよね?」吉江先生(原田泰造)が最後に贈った一言に涙腺崩壊







