サル山の群れ入れを目指して大奮闘中の人気者、千葉県にある市川市動植物園のパンチくん。同園の公式Xでは、サル山の写真の中からパンチくんを見つけ出す「パンチをさがせ」という投稿がありますが、難易度がぐっと上がってきていると話題になっています。
正答率低下の理由は「群れに馴染んできたから」
8月2日の朝、公式Xの「中の人」こと安永崇課長は前日に出題した「パンチをさがせ」の正解を発表するとともに、次のようなコメントを投稿しました。
公式Xより:「正答率が徐々に落ちてきたような… それだけパンチが群れに馴染んできたのかも」
人工哺育で育ったパンチくん、群れに入った当初はほかの子サルたちよりも一回り小さかったうえに、ひときわ黒い体毛で誰でもすぐに見つけることができました。オランママことオランウータンのぬいぐるみを持ち歩いていたのも、見つけやすかった理由の一つです。
しかし、成長とともに毛色がほかのサル同様に薄くなり、大きさもほかのサルに馴染んできたことから、写真の中から見つけ出すのが難しくなってきているのです。

ファンも難易度上昇を実感「見分けがつかない」
この投稿に対し、日々パンチくんを観察しているファンからも、難易度の上昇を実感するコメントが寄せられました。
「毛色が変わってきて大きくなりましたね。ホントに他のおサルさんと迷ってしまいます」
「赤ちゃんたちが大きくなってて、パンチサイズの子がいっぱいいて分かりませんでした」
「間違いなく群れに馴染んできてますし、毛の色も同じようになってきているので見分けが付きにくくなってますね」
現地へ足を運んだファンの中にも、「似た子がたくさんいて難易度が上がっている」「まわりの皆さんの声と、カメラが向いた方向を頼りに見つけることができました」と、生で探すことの難しさを語る人が続出しています。

嬉しい成長と、親心ゆえの少しの寂しさ
見つけるのが難しくなったということは、パンチくんが「特別な存在」から「群れの普通の一員」へと変化している証拠です。コメント欄には、そんなパンチくんの成長を喜ぶ声とともに、複雑な気持ちを表すメッセージも寄せられました。
「難易度が増すほどパンちゃんが群れに馴染んできてるってことですよね」
「パンチくんが皆にまじわり、探しにくくなって嬉しい成長なのですが、少し寂しい気持ちも…」
「偉そうな事を言うようだけど、私はパンチくんの動作や行動、体型で分かっちゃいます。猿山に馴染んできて良かった」
連日の猛暑のなか、動物たちのお世話を続ける飼育員への感謝の言葉も。パンチくんだけでなく、園を支えるスタッフもファンから愛されていることが伝わってきました。

■市川市動植物園:公式サイト
ライターコメント
「パンチをさがせ」が難しくなることは、一番の喜ばしいニュースのはずなのに、どこか寂しいような複雑な心境です。毛色が変わり、仲間たちにすっかり溶け込んでいるパンチくん。「見つけにくくなって嬉しい反面、少し寂しい」というコメント、よく分かります。現地で肉眼で探しても見つけるのが難しくなってきたパンチくんですが、その成長をこれからも見守りたいと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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