女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第94話が6日放送され、東京から来た患者として避病院に運びこまれた「謎の男」柳生藤次(中村倫也さん)の素性が明らかになりました。その正体は内務省衛生局の職員で、赤痢流行の現地調査に訪れていたことが判明しました。この展開にSNSでは驚きの声とともに、今後の再登場を期待するコメントも相次いでいます。
赤痢に恨み節を漏らすりん
入院から1週間が経ってもアサ(美山加恋さん)の容体は回復しませんでした。やり場のない思いを抱えたりんは、赤痢に恨み節を漏らします。そんななか、アサの病状がさらに悪化してしまいます。医師・黒川勝治(平埜生成さん)は、次から次へと患者が運ばれてくる現状に危機感を募らせました。
そんななか、アサの夫・太助(板橋駿谷さん)たち村の男性たちが、村長・本間忠良(大高洋夫さん)に軽症患者の受け入れを要請。当初は拒否していた本間も、妻に感染の疑いがあると分かると受け入れを決断し、柳生を含む軽症患者は避病院から本間家へ移ることになりました。
「おっかー!おら、待ってるからー!」とアサを励ます長太郎
直美は、アサを心配して避病院の周りに姿を見せるようになっていたアサの息子・長太郎(濱尾ノリタカさん)に声をかけました。長太郎は直美に促され、アサの病室に向かって大声で叫びました。「おっかー!おら、待ってるからー!おっかー!おっかーの好きなあんこと餅もあるっけ戻ってこいて!」。母を懸命に励ます長太郎の声は辺りに響き、病室のアサや太助の耳にも届きます。
太助は釜を持つ手を止めて涙をこらえます。アサは涙を流し、看護するりんの手を強く握りました。「気をしっかり持って!家に戻りましょう」。りんはアサの手を握り締め、こう励ましました。
「目覚ましい事例だった」と活動を評価した柳生
それから約1カ月後。軽症患者はいなくなり、退院の日を迎えた柳生はスーツ姿で直美に声をかけました。「キミ、この辺の者じゃないだろ?」。そう切り出した柳生は、自らを「私は内務省衛生局の者だ。現地調査に来ていて発症した」と明かし、「このままいけば死亡率を1割に抑えられたことになる。米の収量への影響も少ないだろう。目覚ましい事例だったと上に報告しておく」と、直美たちの活動を高く評価しました。
柳生は、東京で派出看護の仕事をしているという直美に「どうりで。俺は運がよかったなぁ。ただ、患者を怒鳴るのはやめたほうがいい」と笑顔で助言。「世話になった」と感謝を伝えて村を後にしました。
SNS「また出てほしい」と柳生の再登場を願う声も
『風、薫る』の第94話の放送に対し、SNSでは視聴者から様々な反響が寄せられています。
ライターコメント
緊迫した避病院での日々の中、アサを必死に励ます長太郎の叫びや、涙をこらえる太助の姿には思わず涙腺が緩んでしまいました。村人たちが少しずつ協力し合うようになってきた展開にも胸が熱くなりますね。そして、謎に包まれていた柳生が内務省の役人だったという見事な伏線回収。中村倫也さんのスーツ姿があまりにも様になっていて、SNSで再登場を望む声が殺到していたのも納得です。直美の派出看護の経験がしっかり評価されたことも嬉しく、東京での二人の再会をつい期待してしまいます。
『風、薫る』過去記事
NHK朝ドラ『風、薫る』(92)中村倫也が初登場 衝撃ラストに涙
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