女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第117話が8日放送され、看護の道を知るため見学に出たりんの娘・環(瀧七海さん)が、母が患者と向き合う姿を目の当たりにして自分の進路について改めて考え始める一方、絵を描くことへの強い思いも随所ににじませる展開が描かれました。また、りんの元夫・奥田亀吉(三浦貴大さん)が娘・環と対面し、長く途切れていた親子の関係が再び動き始める衝撃のラストに視聴者が反応。次回放送に向けた熱い期待の声が殺到しました。
亀吉を事務所に招き入れる直美
直美が経営する恵風会の事務所の外に1人の男が姿を現します。どこか不審な様子で事務所をのぞき込むひげ面の男は、りんの元夫・亀吉でした。直美が、戸の隙間から中をのぞき込む怪しげな影に気づくと、亀吉は慌てて逃げだそうとしましたが、直美は呼び止め、中に招き入れました。
織田しのぶ(木越明さん)から名前と住まいを聞かれると、「奥田亀吉…」と答え、那須に住んでいると答えました。仕事をしながら、直美は「那須」という地名に引っかかります。亀吉は挙動不審な様子で事務所内を不自然に見回し「今日は…一ノ瀬さんは?」とりんの所在を尋ねました。直美が「一ノ瀬に何か用ですか?」と聞くと、 亀吉は「いゃぁ……なんも」といい、直美が泊まりの看護で不在だと伝えると、亀吉はそそくさと出て行きました。
店の引き札の絵を依頼される環
一方、環はだんご屋の「田之上屋」で店主の丸山忠蔵(若林時英さん)から、店の引き札作りの絵を依頼されました。自分の絵を評価してくれる丸山の言葉に喜びを感じつつも、「もう絵を描いている暇はあまり…」と遠慮し、申し訳なさそうに断ってしまいます。
恵風会で漢字の勉強をする、元女郎の魚住セツ(村上穂乃佳さん)の隣でも、つい半紙の端に絵を描いてしまう環。セツは「ほんとに絵が好きなんだね」と語りかけました。
佳枝の家で看護の現実を目の当たりにする環
後日、直美の勧めもあり、環は、りんが7年間も付き添っているリウマチを患う男爵家夫人・宮川佳枝(相田翔子さん)の屋敷へ看護の見学に向かいます。佳枝から温かい眼差しを向けられながら、環は離れた場所から2人のやり取りを真剣に見つめます。
指の痛みに耐えながら食事を摂る佳枝に、りんはあえて手を貸さず、器の高さだけをそっと変えました。「自分で食べたいという気持ちがあるなら手は出さないかな」「看護に終わりはないから」と静かに語る母の姿や、夜中にベッドの軋む音を聞きつけて手際よく寝返りを介助する姿を、環はじっと観察しました。
環の雑記帳を目にする直美
一ノ瀬家では、直美が、息子・明(開原律さん)の散らかした荷物を片付けていたところ、偶然、環の雑記帳を目にします。そこには、びっしりと描き込まれた数々の絵が残されており、直美は驚きを隠せません。
宮川家での見学を終えた朝、直美が環を迎えに来ました。帰りの道中、直美から感想を尋ねられ、環は難しそうな顔をします。すると事務所の前で再び不審な動きを見せる亀吉がいました。直美は「環ちゃん、先帰ってて」と告げ、亀吉のもとへ踏み出ます。直美の「環」という呼びかけに反応した亀吉は、そばにいた環の顔をまじまじと見つめ、「おまえ、環け?」と声をかけました。
SNS「とうとうこの時が来た!」と父と娘の再会に興奮の声
『風、薫る』の第117話の放送に対し、SNSでは、視聴者から様々な反応が寄せられています。
ライターコメント
挙動不審すぎる亀吉と、それを絶対に逃さない直美のヒリヒリしつつもユーモラスな攻防には、思わずクスッと笑ってしまいました。一方で、佳枝さんの「自分で食べたい」という意志を尊重してあえて手伝わないりんの姿が、環ちゃんに看護の奥深さを教えていましたね。本当に好きな絵への未練を抱えながら、プロとして働く母の背中を見た環ちゃんの心にどんな変化が生まれたのでしょうか。そして、ついに訪れた父娘の再会。次回、直美が亀吉をどう追い詰めるのかも含め(笑)、波乱の展開から目が離せません。
『風、薫る』過去記事
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