サル山の群れ入れを目指して奮闘するパンチくんで注目を集める、千葉県にある市川市動植物園。パンチくんが有名になって以来、同園の公式Xは、担当飼育員の視点から見たサル山やパンチくんの様子について、折にふれて発信してきました。サル山の工事のため会えない日が続く今だからこそ、ここでは、そうした投稿の数々をひとつずつ振り返っていきたいと思います。
「怒られることもありますが」群れのルールを学ぶ日々

今回取り上げるのは、パンチくんが一躍世界的な注目を集めた直後、2月12日に投稿された一文です。
公式Xより:「日を増すごとに触れ合う個体も増えてきました。また怒られることもありますが、ひとつひとつ群れとしてのルールを学びながら、パンチも馴染んできています。パンチ含めサル山の仲間たちも暖かく見守りください」
オランママことオランウータンのぬいぐるみを抱え、サル山の群れ入れに小さな体で挑戦したパンチくん。世界の注目を浴びる一方で、サル山の中のパンチくんは、群れの中で先輩ザルに怒られることも少なくありませんでした。
注目を集めるからこそ、ほかのサルとパンチくんとのやり取りを、多くのファンが冷や冷やしながら眺めていました。「見守りください」という一文に、飼育員を始めとした市川市動植物園のスタッフの気持ちが込められています。

ファンから寄せられた温かいエール
この投稿にも、パンチくんの奮闘を見守るファンから、多くの温かいコメントが寄せられていました。
「パンチくん、一枚目の動画は大人の子に甘えてるのかな。少しずつ、群れに馴染んでいけるといいね」
「えらいぞ!パンチ!アンド可愛い。 だからみんな応援したくなるんだろうなぁ」
「群れの仲間と一緒に過ごせる時間が少しずつ増えてきているみたいですね。その調子♪その調子♪」
「日々、たくさんの経験をしながら、成長していくんだね。ずっと応援しているよ、パンチ」
「パンチの様子ありがとうございます。群れの中でニホンザルらしく成長できるようそっと応援しています」
まだ小さく、たどたどしかったパンチくんを、遠くから見守り続けてきたファンの存在。このころからすでに、温かな視線に包まれていたことがよく分かりました。

■市川市動植物園公式X:2月12日に投稿された動画
ライターコメント
「怒られることもありますが」という一文に、当時の担当飼育員の温かな眼差しを感じます。あれから群れ入れへの挑戦は今も続いていますが、このころのパンチくんが、こうしてひとつひとつ叱られながら学んでいたのだと思うと、今の成長ぶりがなおさら感慨深く思えてきます。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
市川市動植物園・関連記事
20時間で900件近い声 市川市動植物園の「パンチくん写真4枚」に、とまらないファンの歓喜
「会えたねパンチくん」 市川市動植物園がパンチくんの写真4枚投稿の「神対応」にファン歓喜
動画3本で驚異の合計400万回突破 市川市動植物園「がんばれパンチ」シリーズ大ヒットを振り返る







