『ぼてやん多奈加』のミックス玉(富山市)

スフレみたいにクリーミー 富山で食した四角い極上ふわとろミックス玉

By - ハツ
インフルエンサー

富山といえば、きときとなお魚や白えび、鱒寿しを思い浮かべる方が多いですよね。でも実は、地元の人も旅慣れたグルメ好きも「富山に来たら絶対寄って!」と口を揃える名物があります。それが、富山駅前で長年愛されているお好み焼き屋さん『ぼてやん多奈加』です。

新幹線を降りてすぐ、商業ビルの地下フロアへ。開店11時の少し前にお店へ向かったのですが、すでに20人以上の大行列ができていました…!名前を書いて待つこと約1時間、食欲をそそるソースのいい香りに包まれながら、やっと店内に案内してもらいました。

『ぼてやん多奈加』の店構え(富山市)

目の前で繰り広げられる職人技

店内はカウンター席とテーブル席を合わせて20席ほどのサイズ感です。壁には有名人のサイン色紙がずらりと並んでいて、テレビなどでもよく取り上げられている人気ぶりが伝わってきます。

案内されたのは、鉄板が目の前にあるカウンター席。目の前でスタッフさんが手際よくコテを動かし、焼きそばやお好み焼きをテンポよく仕上げていく様子は迫力満点です。

店内の壁には有名人のサイン色紙がずらり

お好み焼きは焼き上がりまでにじっくり30分ほどかかるとのこと。焦らずのんびり待つのもこのお店ならではの楽しみ方なので、まずはサイドメニューとお酒をいただきながら待つことにしました。

富山の地酒と気の利いたおつまみ

メニューには豚玉やイカ玉といった定番から、富山ならではの昆布を使った変わり種まで色々揃っています。今回は名物のミックス玉をお願いして、焼き上がりまでのアテに「塩キャベツ」と「冷奴」を注文しました。

ごま油とお塩のバランスが抜群な塩キャベツは、パリッパリのみずみずしい食感で、お口の中をさっぱりさせてくれます。

焼き上がりまでのアテに「塩キャベツ」

カウンター越しにお好み焼きがじわじわと分厚く焼き上がっていく姿を眺めながら、冷えたグラスを傾ける時間はなんとも贅沢。職人さんの無駄のない手さばきを見つめていると、30分の待ち時間もあっという間に過ぎていきます。

スフレみたいにクリーミーなミックス玉

そしていよいよ、待ちに待った「ミックス玉」の登場です。運ばれてきてまず驚くのが、丸ではなくて厚みのある四角いフォルム!食べやすいように、綺麗にさいの目にカットされています。

ぼてやん多奈加の四角い極上ふわとろミックス玉
『ぼてやん多奈加』のミックス玉

表面にはたっぷりの特製マヨネーズと艶やかなオリジナルソース。見た目はかなりボリューミーなのですが、一口食べてみると良い意味で裏切られます。自家製のマヨネーズが驚くほど軽くてエアリーで、酸味もやさしめ。甘みのあるソースと混ざり合うと、ちょうどいいまろやかさになるんです。

食感は驚くほどふわふわ&とろっとろ。お好み焼きなのにスフレのようにクリーミーで、口当たりなめらか。豚肉の旨みや、エビ・イカのぷりっとした歯ごたえが良いアクセントになっていて、重たさを感じず最後まで食べ進められちゃいます。30分じっくり蒸し焼きにしているからこそ、キャベツの甘みがぎゅっと引き出されて、この唯一無二の軽やかさが生まれるんですね。

『ぼてやん多奈加』のミックス玉(富山市)

愛され続ける理由

富山駅前という便利な場所にありながら、ブームに流されず、自分たちの焼き方と味をまっすぐに守り続けている『ぼてやん多奈加』。

30分じっくりかけて丁寧に焼き上げるこだわりや、マヨネーズたっぷりなのに軽やかに食べられる工夫、そして気取らないアットホームな空気感。そのすべてがあるからこそ、地元の人たちに長く愛され、遠くから訪れる人たちの心も掴んで離さない人気店なのだなと訪れてみて実感しました。

富山に行く機会があれば、ぜひ時間に余裕を持って訪れてみてください。あの四角い鉄板の上で出会えるふわとろ食感は、並んで待つ価値ありの美味しさです。

年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(#147)

店舗情報:ぼてやん多奈加
住所 富山県富山市新富町1-2-3 CiC B1F
営業時間 【月〜金】11:00 – 14:00 / 17:00 – 20:00
【土・日】11:00 – 20:00
リンク 公式Instagramを見る →
【プロフィール】Hatsumi Itou(ハツ)
肩書き グルメハンター / 東京サロン主宰
実績 SNS総フォロワー23万人超。本当に美味しい店を厳選紹介。
テーマ グルメは最高のコミュニケーション
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