『ブラッサム』で大作家・秋山格之介を演じる高良健吾さん

NHK朝ドラ『ブラッサム』(21)高良健吾が芥川龍之介に 再現度に絶賛

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エンタメ

女優の石橋静河さん(32)がヒロイン葉野珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)。26日放送の第21回では、東京で新しい生活を送る珠が、芥川龍之介がモデルの大作家・秋山格之介(高良健吾さん)と、大好きなトルストイの小説『イワンの馬鹿』を翻訳した作家・小山牛丸(イッセー尾形さん)との出会いを通じて文学への思いを深めていく展開に視聴者が大興奮。X(旧Twitter)ではこの日「芥川龍之介」「牛丸先生」がトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいます。

『ブラッサム』作品概要(※敬称略)

モデル 宇野千代
明治、大正、昭和を生き、自由を求め続けた作家
あらすじ 山口・岩国に生まれた主人公が、文学との出会いや様々な人々との交流を通して成長し、作家への道を歩んでいく姿を描く。
脚本 櫻井剛 ほか
(代表作:『あなたのブツが、ここに』『ブギウギ』など)
主題歌 YOASOBI『咲き誇れ』
※作家・綿矢りさの書き下ろし小説をもとに制作
語り 三條雅幸 アナウンサー(NHK)

東京で暮らし始めて1か月が経過した珠

1916(大正5)年10月、珠がいとこの木村保(金子大地さん)と東京で暮らし始めて1カ月が経ちました。

本当の兄妹なのか疑いの目を向ける辰五郎とマキ

珠の役割は、帝大に通う保のお世話係です。下宿先の「三好」では、他人同士の男女が同居することは厳禁だったため、2人は兄妹だと偽りつつも、保の実家からの仕送りもあり、仲良く暮らしていました。

そんな中、大家の三好辰五郎(赤堀雅秋さん)と三好マキ(中村優子さん)は、毎日、保の好物の里いも料理ばかりを食卓に並べる珠を見て、本当の兄妹なのか疑いの目を向けていました。

今いちばんの売れっ子先生とすれ違う珠

ある日、珠は近所の書店「ぶくぶく堂」を訪問し、背の高い男性客とすれ違います。

店に入ると、店主の本田(川島潤哉さん)が興奮気味に、先ほどの客が大作家・秋山だと説明します。それを聞いた珠も大興奮で、本田は「『羅城門』に『蜘蛛の巣』。今いちばんの売れっ子先生がここにいたんだよ!」と言いました。

店内で大好きな『イワンの馬鹿』を見つける珠

珠は店内で、大好きな『イワンの馬鹿』を見つけます。作家・小山牛丸(イッセー尾形さん)が翻訳したこの本が大好きな珠は「小山牛丸先生の翻訳が心にスッと入ってくるんですよぉ!」と声を弾ませました。

本田は「えっ、牛丸、好きなの?」と絶句。牛丸は、目当ての本がないと騒ぎ出す厄介な客だといいましたが、珠は、人柄と作品の評価は別だと反論しました。

仙人のようなあごひげの男が登場

すると、「戦争が!始まる!」と言いながら、仙人のようなあごひげをなびかせた男が現れました。牛丸本人でした。

憧れの翻訳家との対面に感動する珠に、牛丸は「誰だ、お前は!?」と詰め寄り、「戦争のどさくさで大もうけした商人がウジャウジャいる。一方のわれわれ庶民はまだ貧しいままじゃ。一体この世はどうなっとるんだ!」と語気を強めました。

その言葉は、まさに『イワンの馬鹿』の世界そのものです。牛丸は『イワンの馬鹿』の翻訳について一気に語った後、急に話を打ち切り、店を出ていってしまいました。

珠の興奮気味な様子がうれしい保

下宿先に戻った珠は、その日の出来事を帰宅した保に話して聞かせます。保も有名な秋山のことはさすがに知っていましたが、それよりも珠が興奮気味に語る姿を見られたことがうれしい様子でした。

翌日、買い物に出かけようとする珠にマキが声をかけました。

保と珠の関係に疑念を強めるマキ

毎日のように保の好物ばかりを食卓に並べる珠に、疑念を募らせていました。「毎朝兄さんを見送るあんたを見ると、どうしても兄妹には思えないんだ。ありゃあ好きな男を見送る目だよ。あんたらさ、やっぱり、兄妹じゃないだろ?」。珠は必死に取り繕おうとしますが、しどろもどろに。

困った珠は、帰宅した保に事情を説明します。保は「大丈夫!わしに任しとけ!」と言い切り、辰五郎とマキの前で、話があると切り出しました。そして、土下座して「すいませんでした!」と謝罪し、これまでウソをついていたことを打ち明けました。

SNS「肖像写真そのもの」と高良健吾に称賛の嵐

『ブラッサム』の第21回の放送に対し、SNS上では様々な反応が寄せられています。

SNS上の反響まとめ

【分析データ】
調査対象:X (旧Twitter)に寄せられた関連コメント
調査期間:10月26日(月)8:15~9:20
サンプル数:250件 / 調査方法:テキストマイニング

SNS上の反応

  •  好意的・楽しい (58%)
  •  面白い・笑い (25%)
  •  感動・感心 (10%)
  •  疑問・困惑 (5%)
  •  批判的 (2%)

「ビジュアルが完全に芥川!」高良健吾の登場と本屋での出会いに沸く視聴者
第21話で最も注目を集めたのは、芥川龍之介をモデルとした秋山格之介の登場です。「頬に手を添える仕草が肖像写真そのもの」と完璧な役作りに絶賛の声が殺到。「推しに会える本屋(ぶくぶく堂)が最高」と、本郷の文学的な熱気と自由さに触れ、活き活きと笑う主人公・珠の姿に「上京して本当によかった」と親心のように見守る温かい感想が多く寄せられました。
「蜘蛛の巣なら全員助かりそう(笑)」秀逸な作品名もじりと強烈キャラに爆笑
劇中に登場した『蜘蛛の巣』や『羅城門』といった名作のもじりに対し、「蜘蛛の巣なら糸が切れないから全員助かりそう」とSNSでは秀逸なツッコミが続出しました。また、「イッセー尾形さんがイッセー尾形してる」と評される翻訳家・小山牛丸のクセの強いキャラクターや、保の勢い任せの土下座シーンなど、朝からクスッと笑えるユーモアあふれるコミカルな演出も大好評です。
「文学は呼吸」胸を打つ名言と同居生活のハラハラ感に高まる期待
「吸うように読んで、吐くように書く」という作中の名言には、「心に深く刺さった」と感銘を受ける声が多く上がりました。一方で、珠と保の「偽装兄妹」関係がマキにバレそうになるハラハラする展開や、「まさか一間に布団を二組敷いていたとは」という同居生活のリアルな驚きもあり、実名を使わないドラマ独自の演出への考察も含め、今後の展開にますます期待が高まっています。

ライターコメント

高良健吾さん演じる秋山先生の頬に手を当てるポーズは、まさに教科書で見た芥川龍之介そのもので、珠と一緒に画面の前で興奮してしまいました。イッセー尾形さんの強烈なキャラクターも相まって、本郷の文学の香りがムンムン伝わってくる放送回でしたね。一方で、マキの鋭い観察眼にタジタジの珠と、勢いで土下座してしまう保のコンビには大爆笑。ついにバレてしまった「偽装兄妹」。珠はどうなってしまうのでしょうか。明日の展開が待ちきれません。

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