ゴールドディスク大賞授賞式の様子(第25回)

「ゴールドディスク大賞」の選考基準は?シルバーはあるの?実はこういう賞なんです!

By - emogram編集部
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年度終わりの3月になると、「ゴールドディスク賞」という言葉がさまざまなメディアで取り上げられます。

よく耳にする言葉ではありますがそもそも何を基準に選ばれる賞なのでしょうか?

日本ゴールドディスク大賞の公式ホームページによると、「日本ゴールドディスク大賞は、CD、音楽ビデオ等の正味売上実績と音楽配信売上実績という客観的なデータに基づいて、その年のレコード産業の発展に貢献したアーティスト及び作品を顕彰するものです」と記載されています。

作詞家や作曲家、ミュージシャンらによる投票によるものではなく、客観的なデータに基づいて贈られる賞ということもあり、推しのアーティストのファンが、この賞の受賞を目標に購買を活発化させることもあるようです。

現在、設立されている賞は、「アーティスト賞」「アルバム賞」「シングル賞」「ビデオ賞」「ダウンロード賞」「ストリーミング賞」「特別賞」の7部門。そこからさらに邦楽と洋楽それぞれで、年間を通じて顕著な活躍をしたアーティストに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」が選出されることになっています。

最近の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を振り返ると、「嵐」(現在、活動休止中)が常連で、2010年に初受賞後、11年、15年、16年、17年、20年、21年と7回の受賞を果たしました。その後は、嵐の後輩である「Snow Man」が22年~24年まで3年連続で受賞しており、事務所の先輩後輩での連続受賞が話題にもなりました。

「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の洋楽部門では、ここ数年、「ザ・ビートルズ」や「クイーン」が複数回受賞しており、往年の名アーティストが選ばれて注目を集めました。

25年の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」は、邦楽は「Mrs. GREEN APPLE」、洋楽は「テイラー・スウィフト」が受賞しています。

「「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」だけではなく、各部門にノミネートされた面々の楽曲を聞いてみると、どんな音楽が今のトレンドなのかを知る良い機会になりそうです。

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