女優、上坂(こうさか)樹里さん(19)が3日、2026年度前期NHK連続テレビ小説「風、薫る」の2人目のヒロインに決まり、東京・渋谷の同局で行われた会見でお披露目されました。
今作では、すでにヒロインとして発表されている一ノ瀬りん役の女優、見上愛さん(24)とダブル主演になります。上坂さんは生まれてすぐ、母親に捨てられてキリスト教の牧師に育てられる大家直美役を演じます。
「夢を見ているよう」
上坂さんは「うれしいという感情で頭が追いつかなかった。一人の時にも『えっ』と声を漏らすくらい、夢を見ているようです。全てが初めてのこと。役柄同様、一緒に成長したい。温かい風を毎朝届けたい」と心境を語りました。
同日の会見に同席した見上さんも「裏ですごく緊張していて、こちらも緊張してきた。壁が透けるくらいの透明感と、強い芯を持っていた。私も引っ張ってもらいたい。楽しみましょうね!」と意気込みました。
第114作目となる朝ドラは、大関和(ちか)さんと鈴木雅さんという2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした作品で、考え方もやり方もまるで違う2人が主人公です。
看護師がまだ資格として確立される以前の明治期に、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがて最強のバディとなって、まだ見ぬ世界を切り開いていく姿を描きます。上坂さんは2410人が応募したオーディションから選ばれました。
SNS上の感情
上坂さんが、朝ドラ「風、薫る」の2人目のヒロインに決まったことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「喜」(約7.5割)
- 「楽」(約2.5割)
主な「喜び」の声(約7.5割)
「納得のキャスティング」
「朝ドラ主演という大役をつかむことができて本当に喜ばしい」
「好演を期待」
「ベテランよりも新鮮」
「御上先生で目立ってた」
主な「楽しみ」にする声(約2.5割)
「ネクストブレイクに名乗り出てくれると楽しみ」
「今後の活躍が楽しみの女優さん」
「先入観とかなしに楽しめる気がする」
「上野樹里さんかと思った」
「ついつい応援したくなります」
まとめ
今回の分析では、上坂さんが朝ドラ「風、薫る」の2人目のヒロインに決まったことについて、「若い頃の川口春奈を彷彿とさせるものがあり注目していた」「こんなにあっさりと朝ドラヒロインに抜擢されるとはビックリ!」と期待する声が寄せられました。
ライターコメント
上坂さんは2005年生まれで神奈川県出身の19歳です。2021年「ミスセブンティーン2021」でSeventeen専属モデルとなり女優デビュー。2022年「ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち」(NHK総合)で注目を集め、2023年「生理のおじさんとその娘」(NHK総合)でオーディションからヒロインに抜てきされました。今年は「御上先生」(TBS系)に生徒役としてレギュラー出演しました。SNSでは「ルックスだけでなく演技でも惹きつけられる」と評価する意見も見られました。