大阪府の吉村洋文知事は11日、公式Xを更新し、2025年大阪・関西万博会場のシンボルとされる「大屋根リング」の上で、7月に開催する盆踊りの参加を希望する応募者が予定していた7000人を上回って、8000人の応募があったとして、募集の締め切りを前倒して終了したと発表しました。
Xで吉村知事は、前倒しで応募を締め切ったことに「多くの応募ありがとうございました」と感謝の意を示しました。
SNS上の感情
「大屋根リング」の盆踊りで想定を上回る応募により締め切りが前倒しで終了したというニュースに対し、SNSでは投稿が相次いでいます。
emogram編集部では、このニュースに対するSNSの感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜び」「楽しみにする」声(80%)
「凄い人気ですね 大屋根リングでの盆踊り!素晴らしいものになりそうで今からワクワクです」
「めちゃ楽しみにしています募集あったその日に応募して良かった」
「そんな気がしてました 今しかない大屋根リングでの盆踊り、一生の記念になりますもんね」
「想定を上回る8000人が集まったからびっくりやね」
「50年降りの盆踊りが万博、そして大屋根リング楽しみにしています」
「吉村さんも浴衣でも甚平でも作務衣でもいいので和服来てくださいね」
「閉幕後も大屋根リングをこの形のまま残せば、毎年夢洲で大規模な夏祭りイベントが出来るんじゃないでしょうか」
主な「怒哀」の声(20%)
「こうやって動員イベントを連発し、来場者数を稼ぐいつものやり口。多くのユスリカも一緒に踊るのだろな」
「暇人多いな」
「とにかく来場者数を稼ぐ!その一点への執着がすごい。それに『未来社会のデザイン』とか銘打ちながら盆踊り」
「なんか ギネスとか盆踊りとか やる事がテンプレ化してきたね。こういうので裏の不祥事を覆うというのはお約束ですからね」
「関係者は一般来場者に含めないでね」
「で、できれば屋根リングの上にも日除け屋根を…これから夏本番で日光直当たりは死ねます」
まとめ
今回の分析では、「大屋根リング」の盆踊りで想定を上回る応募で締め切りが前倒しで終了したというニュースに対して、「すごい人気」「楽しみにしてます」などとする好意的な反応が80%と大部分を占めました。一方で、イベントを連発することで観客を動員することや、そもそも「何故、盆踊り?」とイベントの意義を疑問視する声などネガティブな反応も一部に見られました。
ライターコメント
今回、盆踊りの舞台となる大屋根リングを巡っては、万博終了後にどうするかの検討が行われています。
日本国際博覧会協会は6月3日、大屋根リングを巡り、閉幕後の活用方法を検討する関係機関の会議を開催。大阪府と大阪市は、リング北東側の約200メートルを原形に近い形で活用する方式を提案し、実現しない場合は南側の約350メートルを保存する代替案も示しました。200メートル部分は屋根を外してモニュメントとして残す事業者の案が、大阪府、大阪市が4月に取りまとめた跡地開発の基本計画に盛り込まれました。どうなるかの結論は6月23日に開かれる協会理事会で決定する見通しです。
そうした経緯もあって、大屋根リングで行われる盆踊りの応募が前倒しで終了したことに対する関心は高く、SNSでも多くの反応が寄せられていました。
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