TBSラジオは20日、15日午後放送のラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」で、男性ゲストが女性アナウンサーに行き過ぎた発言を行ったり、女性アナウンサーの手を指で触れたりするなどの不適切な言動があったと公式サイトで発表しました。同日の放送には歌手の田原俊彦さん(64)がゲスト出演していました。
TBSラジオでは「これら一連の言動は不適切なものであったと判断し、ゲストのマネジメント担当に対して再発防止の申し入れを行い、先方からお詫びの言葉がありました」と説明しました。
その上で「当社としても番組を制作・放送した側として責任を重く受け止めております」とし、「当社はTBSグループ人権方針に則り、番組に関わる全ての方の安心・安全の確保をより徹底していく」としています。
SNS上の感情
田原さんがアナウンサーに対して不適切な言動を行ったことに対し、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「怒り」の声(40%)
「これだからパワハラセクハラ世代はダメなんだよ」
「やりたい放題やん」
「放送中、見えてないラジオで身体に触るのはダメでしょ。セクハラ発言もダメでしょ。下品だわぁ」
主な「哀しむ」声(30%)
「昭和のお爺さんとしてはリップサービスのつもり。皆がチヤホヤしてくれた時代の名残り」
「時代の変化に気づかず、変わらずにいるおっさんにならないように、私も気をつけないと。。。」
「芸能人も活動しにくい世の中やのー」
主な「喜楽」の声(30%)
「イキすぎた発言」
「ハッとしたね」
「普通に面白いネタなんだけど…」
まとめ
今回の分析では、田原さんの不適切な言動に対して時代錯誤を批判する声が数多く見られました。このほか、昭和と令和の価値観の違いに関する言及も多く、世代間の感覚の違いが明確に表れていました。
ライターコメント
田原さんは1961年2月28日生まれの64歳です。1980年に「哀愁でいと」で歌手デビュー後、1980年代にトップアイドルとして活躍。第22回日本レコード大賞・最優秀新人賞、第11回日本歌謡大賞・放送音楽新人賞などを数多くの賞を受賞し、「教師びんびん物語」などのドラマに主演するなど俳優としても活躍しました。そんなかつてのトップアイドルに、今回、不適切な言動が発覚したことにSNSは失望し、怒りを示す反応が多く見られました。一部の意見には「もう昔のアイドルなんだから、長年のファン向けのディナーショーだけやってればいいのに」というコメントもありました。