大阪府知事の吉村洋文氏(50)は、6月7日、自身のユーチューブチャンネルを更新しました。
投稿した動画は「万博映えスポット巡り パート2」と称し、「【大阪・関西万博】落合陽一さんと潜入!パビリオン内部が“未来”すぎた件【null² スイス館】」。この動画は、公開後、約2週間程度で、25日までの累計再生数は7万回以上にのぼっています。
吉村知事と、落合陽一が偶然…!?
動画の冒頭、前回、落合陽一さん(37)のシグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」に向かって、「落合さ~ん」と呼びかけるも、落合さんには会えず、次に…という触り部分から始まります。
しかしここで、スタッフから「落合さんいらっしゃるみたいです!」という呼び声がかかり、忙しそうな落合さんが慌てて駆けつける流れに。
スタッフが「あらららら、偶然の出会いが…」といいつつ、吉村知事も「すみません、落合さんって言っただけなんですけど~」と話しながら、2人は出会いがしらに握手しました。
その後5秒以内で、ピンマイクを回す吉村知事と、慣れた手つきで取り付ける落合さんの会話を行いながらのやりとりに対し「落合さん流石のスムーズ段取り」とのテロップが流れます。
落合氏は、「また遊びにきてください」「あのなかでヌルヌル動いてますから」とパビリオンを指しつつ、2人はツーショットで撮影を行いました。
吉村知事に問われ、落合さんは、「いやー、大変でしたよ。1800日くらいやってるんで。でも招致からやってるから、もう長いか。8年くらいやってる。まあでも、こんな機嫌のいい祭もないですよね」と、万博への苦節の日々と愛着を込めた言葉を吐露しました。
そして、ここで各々の持ち場に戻るかと思いきや、さらに幸運にも、少しだけ吉村知事が、中に入れることになりました。
落合さん直々の案内で、ヌルヌルの中の一部が映され、まだ万博に行っていない人にも、行ったけど人気すぎて入れなかった人にとっても、非常に貴重な内容となりました。
吉村知事は「未来の感じ」「コンピューターの中に入ったみたいな感じ」と述べ、その空間に没入しつつ「無限城やわ」と語る姿からは、本当にヌルヌルの圧倒的な空気を感じている様子が伝わってきました。
解散後、この動画内では、ポケモンのラプラスのオブジェなどの「映えスポット」や、スイス館などについても紹介されています。
感情分析
今回の動画について、SNSではコメント投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜び」の声(79%)
「万博はネガキャンされても関係者みんながめげずに本気で盛り上げようとしてるのが良いね」
「null2すごすぎるー🤩早く当選して体験したいです!」
「毎回楽しいです!閉幕した後に万博ロス決定だな…と行くたびに思ってます」
「最近万博行ってきてめっちゃ楽しかったです!!」
「何十年か後に、もう一回日本で万博やってほしいな」
主な「楽しみ」の声(15%)
「吉村さんの下向いて指さして止まってるのめちゃ可愛い」
「落合さんのワードセンス、素敵」
「シャカシャカ似合ってるよ!映えスポットはSPの人も映っちゃうね😆」
「吉村知事と映えスポット超ビジュいいじゃん♪シャカシャカも盛れてていいじゃん♪」
「吉村さんの可愛いミャクミャクのシャカシャカ服ネタ、万博スタッフの素敵なユニフォームとの対比もあって面白すぎます🤣」
主な「哀しみ」の声(5%)
「null2中々当選出来なくて、まだ行けてません」
「水上ショー何としても復活させて下さい。まだ見れてない。あのショーを生で見れないのは生涯悔いが残ります」
「吉村さんにお願い🙏ミャクミャクくじの場所をもう少し増やして欲しい!!」
「手首骨折治療中の81歳のおばあちゃんですが万博にはぜひ行きたかったです😢」
「null2は入りたいんよ。でも、落選するんよ😢」
主な「怒り」の声(1%)
「トルクメニスタン🇹🇲行ったことありますが本当に入るの大変です」
「予約システムがやたらめんどくさそうなんで行く気がしない」
「万博「レジオネラ属菌」問題…人気の水上ショー当分の間中止💢💢」
まとめ
今回の分析では、全体的に万博への高い満足度と肯定的な反応が目立ちました。多くの視聴者が実際に万博を訪れた経験を共有し、楽しさや感動を表現しています。特にヌルヌルパビリオンへの関心が高く、予約の難しさを嘆きながらも体験したいという声が多数見られました。
また、万博開催に対するネガティブキャンペーンを乗り越えて成功に導いた関係者への感謝や、吉村知事の積極姿勢を評価するコメントも目立ちます。水上ショーの再開を望む声や、万博終了後も大屋根リングなどの象徴的な施設を残してほしいという要望も多く見られました。
ライターコメント
コメントの中には、大阪府民から、直接、関西弁のタメ語で吉村知事に、諸々の施策をお願いするような声も多く、この地の空気感ならではの距離感の近さを感じました。こういったSNSやユーチューブを利用して、垣根を取り払い、府民が気軽に声かけしやすくなるような雰囲気を作り出そうとする吉村知事の姿勢は、大阪という場所と現代という時代を活かしつつ、府民の未来を見据えたやり方のように思えます。
落合さんは、人物の面白さももちろんですが、最先端を行くファッショナブルな装いにも目を惹かれました。動画を見ているうちに、筆者は落合氏と同じ髪型にしたくなってきて、どういう結い方なんだろう?と目を奪われてしまいましたが、結局、分かるようで分かりませんでした。今後も、落合さんの群を抜いた思考の流れにも、万博、そして吉村知事の動向から目が離せません!