陸上の富士北麓ワールドトライアルが3日、山梨県富士北麓公園陸上競技場で行われ、桐生祥秀選手(日本生命)が男子100メートル予選に出場し、追い風1.5メートルの2組で大会新記録の9秒99をたたき出し、今年9月の世界選手権東京大会の参加標準記録(10秒00)を突破しました。
桐生選手は先月の日本選手権で優勝しており、代表入りを確実としました。桐生選手が9秒台を出すのは2017年に当時の日本記録となった9秒98以来8年ぶりとなります。
追い風1.3メートルの3組では守祐陽選手(大東大4年)が10秒00を出し、世界選手権の参加標準記録を突破しました。守選手は今年5月の関東学生対校選手権(関東インカレ)男子2部100メートル決勝で追い風3.9メートルの参考記録ながら9秒97をたたき出して優勝。先月の日本選手権では7位に入っており、代表選考でも桐生選手に次ぐ2番手に浮上しています。
SNS上の感情
桐生選手が2017年以来8年ぶりに9秒台の記録を打ち出したことに対して、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜楽」の声(97%)
「本当によく復活されたと思います。 長い間苦しんでいましたからね。 本当におめでとうございます!」
「継続は力なり。 長く現役を続けて今後も活躍してもらいたい」
「約10秒ですからめちゃくちゃ早いですね!」
「すごい。感服!」
主な「怒哀」の声(3%)
「この人が第三走者じゃないと日本のメダルは期待出来ない」
「凄いけど、大学時代から記録が伸びていないのも現実なんだよな….」
「標高が高いからなあ」
まとめ
今回の分析では、桐生選手が2017年以来8年ぶりに9秒台の記録を打ち出したことに対し、驚きと敬意が表されていました。「素晴らしい」「おめでとう」「凄い」といった言葉が頻繁に使われ、肯定的な反応が大多数を占めました。また、日本の短距離界の層の厚さを喜ぶ声や、世界選手権での活躍を期待するコメントも見られます。一部には、標高が高い場所での記録である点や、現代のトラックや靴の進化による記録向上についての言及もありますが、それらを差し引いても桐生選手の成果を称える声が圧倒的でした。
ライターコメント
今回の記録達成に対し「勇気を貰えた」「大谷選手くらい、もっと持ち上げないと」「桐生さんの長年継続できる努力に頭が下がります」といった称賛の声が多数寄せられており、努力をし続ける意味合い、価値を改めて実感した次第です。