【連載】年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(3)京都・富小路の天ぷら『吉川』

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職人技が光る極上天ぷらを、京都・富小路『吉川』で贅沢ランチ

こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。

京都で「天ぷら」と聞くと、ちょっと敷居が高いイメージを持つ人も多いかもしれません。けれど今回訪れた「京・富小路 天ぷら吉川」は、その特別感を心地よく味わえる、まさに〝大人の贅沢ランチ〟にぴったりのお店でした。

カウンターで〝揚げたて〟を独り占め

暖簾をくぐった瞬間、街中にいることを忘れるほど静かで落ち着いた空気が広がります。

私が案内されたのは、茶室を改装した8席だけのカウンター。ここがもう最高! 目の前で大将が手際よく天ぷらを揚げてくれるんです。サクッと衣が油に沈む音、ふわっと広がる香ばしい香り…五感で楽しむとはまさにこのこと。


「次は何が出てくるんだろう?」ってワクワクしながら、大将の所作に見惚れていると、あっという間に一品目が登場。

季節の野菜と海鮮が光るコース

この日のランチコース(税抜6000円)は夏野菜を中心とした内容。まず登場したのは海老。衣は驚くほど薄く、サクッと軽やか。噛むとプリッとした海老の甘みが広がり、一品目からテンションが上がります…!

そこから続くのは、ししとう、フルーツトマト、万願寺とうがらし。野菜の水分や甘みがギュッと引き出されていて、素材の力をダイレクトに味わえる一品ばかり。

特にフルーツトマトは、熱でとろっととろけて、ジュワッと甘酸っぱい果汁が口の中いっぱいに広がる感じが最高でした。ハモはふんわりとした身に繊細な旨みが広がり、夏の京都を感じさせてくれる一皿。

こんなにレアに仕上げられた帆立はまさに職人技。とろっととろける食感と噛むほどに甘みが増して、もう言葉を失う美味しさ。

中でも印象に残ったのがゆりね。外はカリッと、中はホクホクで、ほんのり甘みが口いっぱいに広がる。正直、ここまで「ゆりね」に惹かれたのは初めてかもしれません。

〆は満足度抜群の天丼

そして最後はお楽しみの天丼。

軽やかに揚がった天ぷらに、香ばしいタレがしっかり絡んでいて、ごはんとの相性が抜群。〆までしっかり美味しく、余韻が長く続くランチタイムになりました。

京都で天ぷらを〝体験〟するならココ!

「天ぷら=夜に食べる高級料理」というイメージがありましたが、吉川さんのランチはもっと気軽で、でもしっかり贅沢。

大正時代の建物と日本庭園に囲まれながら、職人の技を目の前で見て、揚げたてを頬張る時間は、京都旅行の思い出に深く残ります。

TikTokでも紹介中

今回の店舗は、筆者のTikTokでもご紹介しています。

@hatsumiito 年間600軒飲み歩く東京無職のごはん。8月22日は京都グルメ旅2日目!前編です!#グルメ #グルメvlog #京都グルメ #京都旅行 #天ぷら ♬ オリジナル楽曲 – ハツ【年間600軒飲み歩く東京無職】

店舗情報

店名:京・富小路 天ぷら吉川
住所:京都市中京区富小路通御池下ル松下町135
アクセス:地下鉄「烏丸御池駅」徒歩約7分
席数:カウンター8席、個室あり
公式HP:https://www.kyoto-yoshikawa.co.jp/meal.html

(不定期連載)

【プロフィル】Hatsumi Itou(ハツ)年間600軒飲み歩くグルメハンター/東京グルメサロン主宰

年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ:「グルメは最高のコミュニケーション」

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