約7年ぶりとなる冬のドームツアーを11月から東京、愛知（名古屋）、福岡で開催してきたロックユニット「B’z」。千秋楽の大阪公演が12月21日、京セラドーム大阪で行われました。
Thank you OSAKA‼︎
B’zは22日、公式Xを更新。「【#Bz】B’z LIVE-GYM 2025 -FYOP- Thank you OSAKA!!」と感謝の言葉をつづり、最新アルバム「FYOP」に収録されている、NHK連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」をBGMに、12月20日・21日に行われた大阪公演の様子を映し出したスペシャル映像を公開しました。
動画の冒頭とラストには、実際のライブMCからカットした、ボーカル・稲葉浩志さん（61）の〝感謝〟と〝労い〟のボイスが添えられています。
【#Bz】B'z LIVE-GYM 2025 -FYOP-
Thank you OSAKA!!#LIVEGYM2025#FYOPhttps://t.co/aEx1ZjAtHkhttps://t.co/aYND0q2kMOhttps://t.co/0BdkElIrMd pic.twitter.com/3U15b1pjKQ
— B'z (@Bz_Official) December 21, 2025
松本孝弘「完全復活祭」
今回のツアーは、体調不良のため療養していたギタリスト・松本孝弘さん（64）の「完全復活祭」としても注目を集めました。
松本さんは11月15日の名古屋公演で、6月の「B’z presents UNITE #02」出演以来約5カ月ぶりにステージ復帰を果たし、休養前と変わらない見事なパフォーマンスで観客を魅了。会場には多くのファンからの「おかえり」の声が響き渡りました。
また、MCでは普段のライブより長尺のトークで元気な姿を披露。休養について謝罪の言葉を述べた上で、「当たり前の日常のありがたさ」について語り、ファンの胸を熱くさせました。
「神セトリ」にファン大熱狂 ※「セットリスト」ネタバレ注意
今回、ファンの期待を〝いい意味〟で裏切ったセットリストも話題となりました。
最新アルバム「FYOP」を引っさげたツアーでは、アルバムリード曲「FMP」を筆頭に、ドラマ・映画の主題歌としても話題となった「恐るるなかれ灰は灰に」「The IIIRD Eye」（ザ・サード・アイ）など、収録曲をメインとした17曲＋アンコール3曲が披露されました。
中でもファンの度肝を抜いたのは、普段のB’zライブではめったに聞くことができない〝レア曲〟の数々。「東京」「となりでねむらせて」「消えない虹」「キレイな愛じゃなくても」など、1990年代に発表された〝隠れた名曲〟が日替わりで演奏されるというサプライズに、会場からはどよめきが起こりました。
また、松本さんのソロパートでは、バンテリンドームナゴヤで「EPIC MATCH ～ the match everyone wanted ～」、京セラドーム大阪で「Tiger’s Eye」と、それぞれ〝来場者数1億人達成〟〝阪神タイガース90周年〟を記念して松本さんが制作した楽曲が披露され、地元ファンも歓喜に沸き立ちました。
このほか、昨年末の紅白歌合戦のパフォーマンスでも話題を呼んだ「LOVE PHANTOM」「ultra soul」など数々のヒット曲が演奏され、5年ごとに開催している「〝Pleasure〟ツアー」のベスト選曲を思わせる豪華なセットリストに、会場のボルテージは最高潮に達しました。
アンコールでは、冬にぴったりなラブバラード「いつかのメリークリスマス」が演奏され、イントロが流れ出すと観客総立ちで拍手が巻き起こりました。
観客と「パッション」を共有
ライブ終盤に日替わりで演奏された楽曲「juice」「ギリギリchop」では、稲葉さんと観客が「コールアンドレスポンス」で互いの〝パッション〟を共有し合い、会場の熱気は最高潮に。
さらに、アンコール前のラストに披露された名曲「Brotherhood」では、稲葉さんのロングトーンで「We’ll be alright」のフレーズが会場全体に響き渡り、観客が感動の渦に包み込まれました。
〝仲良しすぎる〟ツーショットが話題に
B’zは21日に公式Xを更新し、B’zのファンクラブ「B’z PARTY」会員＆会場限定のAR（拡張現実）フォトフレームを、松本さんと稲葉さんの〝仲良しショット〟付きで紹介しました。
このフォトフレームを使った投稿では、2人の〝レアショット〟が各公演2日目に公開されており、千秋楽・大阪公演ではどんな写真が披露されるのか、期待が寄せられていました。
【#BzPARTY】B’z LIVE-GYM 2025 -FYOP- B’z PARTY限定ARフォトフレーム☆ #LIVEGYM2025 #FYOP pic.twitter.com/B6RU4zisxx
— B'z (@Bz_Official) December 21, 2025
2人は、お揃いのツアーTシャツを着用した〝リンクコーデ〟を披露。クリスマスシーズンにあわせ、ツリーの前で仲良くポーズを決めています。
今回、終演時に観客へあいさつする場面で、松本さんと稲葉さんが手を繋いでステージを歩く姿が「仲良しすぎる」「かわいすぎる」と、ファンの間で話題を呼びました。
名古屋・福岡・東京・大阪を回る4大ドームツアーを無事〝仲良く〟完走したB’z。ドームツアーからセットリストやステージセットを変更した、来年開催の全国アリーナツアー「B’z LIVE-GYM 2026 -FYOP＋-」に期待が膨らみます!
SNS上の反応
12月20日・21日開催の「B’z LIVE-GYM 2025 -FYOP-」大阪公演（ツアーファイナル）に対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。
今回、SNSに寄せられたコメントは、具体的にどのような反応だったのでしょうか。
皆さんの反応を一緒に見ていきましょう！
「すばらしいライブをありがとう!」「松ちゃんおかえりなさい」「そしてFYOP＋へ」
12月20日・21日開催の「B’z LIVE-GYM 2025 -FYOP-」大阪公演（ツアーファイナル）に対し、「すばらしいライブをありがとう!」「最高のステージだった」など、多くのファンからの感謝・感動の声が寄せられています。
特に、「松ちゃんおかえりなさい」「完全復活してくれてよかった」といった松本さんの復帰を喜ぶ声が多く見られ、松本さんがMCで語った「当たり前のことが当たり前じゃない」という言葉に共感するコメントも目立ちます。B’zファンの私（筆者）も別の会場で松本さんの元気な姿を目にし、涙をこぼしながら演奏に聞き入っていました。無事にツアーを完走できて本当によかったです…。
このほか、今回のライブを通じて「パッション」や「生きる力」をもらったという感想や、次のアリーナツアー「FYOP+」への期待の声も多数見られました。アリーナツアーのチケット抽選がすでに始まっていますね。今回涙を飲んだ皆さんが当選できることを祈ります。今回参戦できた私ですが、やはりアリーナツアーにも行きたいです…。日々徳を積んで抽選結果を待ちたいと思います!
全体として、バンドメンバーやスタッフへの感謝、ツアー完走のお祝いの言葉など、B’zへの深い愛情が表れたコメントが大半を占めています。
