いま、深海ファンが色めき立っています。仙台市にある「仙台うみの杜水族館」が、深海のアイドルとして絶大な人気を誇る「メンダコ」の緊急展示を開始したというのです。しかし、その輝きはあまりに、あまりに一瞬かもしれません…。
「深海ラボ」に現れた、パタパタの天使
仙台うみの杜水族館の公式Xが「緊急展示!」と銘打って発表した今回のニュース。場所は館内の「深海ラボ」。 耳のようなヒレを動かし、UFOのような不思議なフォルムで泳ぐメンダコの姿は、まさに深海のアイドルそのもの。
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— 仙台うみの杜水族館公式 (@sendaiuminomori) March 3, 2026
その愛くるしい姿をひと目見ようと、期待の声が広がっています。そこでemogram編集部ではさっそく仙台うみの杜水族館に問い合わせたところ…
広報担当:「申し訳ないのですが、間もなく展示終了となりそうです」
「長期飼育はほぼ不可能」と言われる、メンダコの宿命
がっかりしながら公式Xをよく見ると、確かにこの一文が。
公式Xより:「飼育が難しい種ですので、生物の状態により、予告なく展示が中止となる可能性がございます。ご了承ください」
メンダコは、光、音、水質、温度のわずかな変化にも反応してしまう、極めてデリケートな生き物です。水圧の違う地上付近での長期飼育例は全国的にもほとんどなく、数日、早ければ数時間で展示が終了してしまうことも珍しくありません。

まさに〝一期一会〟。 次に会えるのは来月か、来年か、はたまた数年後か。 いまこの瞬間、うみの杜で懸命に生きているメンダコに、心からのエールを送りたいと思います。
■仙台うみの杜水族館
https://www.uminomori.jp/umino/
ライターコメント
「メンダコ展示」という通知が来るたびに胸は躍りますが、いまだに実物に会えたことがありません…。それほどまでに、生きたメンダコに会えるのは「奇跡」に近いこと。 今回は残念ながらタイムリミットが迫っているようですが、いつか、技術が進んで「長期滞在」してくれる日を気長に待ちたいと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。












