女優の高石あかりさん(23)がヒロイン松野(雨清水)トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜午前8時)の第123話が25日放送され、感情を爆発させながら、トキと錦織丈(杉田雷麟さん)を「たきつけた」イライザ・ベルズランド(シャーロット・ケイト・フォックスさん)が視聴者の間で話題になり、この日、Xで「イライザ」がトレンド入りしました。
八雲の部屋を見て「彼らしい」とつぶやくイライザ
トキの夫で作家の雨清水八雲ことレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)が亡くなり、米国から彼の編集を担当した元恋人のイライザが来日しました。
居合わせた丈が通訳をするなか、日本風の八雲の部屋を見て、彼らしいとつぶやくイライザは、トキと八雲を悼みました。
本国の厳しい評価を伝えるイライザ
そしてトキが、最後に八雲がベストセラーを書けたとし、「いい思い出が残せたと思います」と述べると、イライザの表情が固まりました。イライザは、八雲の遺作となった『KWAIDAN』(『怪談』)はまったく売れておらず、評判もまったくないという本国の厳しい評価を伝え、どうして八雲は最後に子供でも読める民話集など書いたのかと苛立ちました。
笑みが消えたトキは「アイムソーリー」と精いっぱいの英語を返し、自分が求めたことで、八雲が 『KWAIDAN』を書いたと説明。イライザは「どうして!?」と驚き、八雲がベストセラー作家に返り咲き、「レフカダ・ヘブンは終わった」と言ってきた人たちを黙らせる最後のチャンスだったなどと怒りを爆発させました。丈はその言葉を訳すことができず、トキも言葉はわからないがイライザが激怒していることを肌で理解。イライザは「台無しよ!」と激怒し、家を出て行きました。
イライザを追いかける丈
丈はイライザを追いかけ、トキのせいではなく、ずっと怪談を書きたかった八雲の気持ちを伝えました。するとイライザは「代わりに、おトキさんに書いてもらってくれない?」。丈はトキには書けないと返しますが、イライザは「そう回想録を! あなたが書かせるの!」と説得し、丈に「お兄さんのように、リテラリー・アシスタントとなって」と求めました。
丈はトキには無理と困惑しますが、イライザは「レフカダのためよ…待ってるわ」と言い残し去っていきました。そして、イライザが去った後、その場所に、トキの母親、フミ(池脇千鶴さん)が駆け付け、塩を撒いて追い払う一幕も。
「ごめんなさい」と八雲に謝るトキ
雨清水家に戻った丈はイライザの話を説明しますが、トキは茫然自失。自分に書けるわけないとし、頭の中がグチャグチャだと言って1人になりました。
自分のせいで八雲が傷ついたことを知ったトキは、「ごめんなさい」と八雲に謝ることしかできませんでした。
SNSの反応まとめ(コメント分析)
「ばけばけ」第123話の放送に対し、X上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部で、放送後、Xに寄せられた投稿の中から200件のコメントを独自に分析したところ、視聴者の反応は以下の通りに分類されました。
SNS上の反応
- 悲しみ・同情 (35%)
- 感動・称賛 (30%)
- 困惑・驚き (20%)
- 共感・理解 (10%)
- 期待・興奮 (5%)
【分析データ】
調査対象: X上の「ばけばけ」第123話に関連するコメント
分析期間: 3月25日8時15分~10時00分
サンプル数: 200件
分析手法: テキストマイニング
【分析結果】
悲しみ・同情(35%)
感動・称賛(30%)
困惑・驚き(20%)
共感・理解(10%)
期待・興奮(5%)
「イライザさんの悔しさ、わかるよ」
SNS上のコメントを見ると、八雲の死後に来日した編集者イライザの激怒と衝撃の展開に対し、SNSでは視聴者の複雑な感情と称賛の声が溢れています。イライザが『KWAIDAN』の酷評を告げ、トキを「才能を台無しにした」と激しく責め立てる場面には「理不尽な怒りをぶつけられて…自分が同じ立場だったら心が壊れてしまいそう」「ヘブンさんいなくなってつらいのに、あんな責め方」と悲痛な声が上がりました。
一方で、「誰も悪くない。イライザさんはヘブン先生の才能が凄い事を誰よりも知っていた」「イライザさんの悔しさ、わかるよ」と彼女の情熱に理解を示す視聴者も多く「作家として愛したイライザと、夫として愛したおトキちゃんの対比」が深く刺さったようです。
また、イライザに塩を撒いて追い払ったフミには「あんなダイナミック塩まきは想像してなかった!」「おふみさん、お塩グッジョブ!」と反響が殺到。トキ役の高石あかりさんにも「今日のショックと絶望の顔ほんまにすごかった」と絶賛の声が寄せられました。
さらに、この波乱が回顧録執筆へ繋がる展開に「ここで『思い出の記』と丈の存在意義につなげるのすげぇ」と感嘆の声が続出。「ラスト3回でこの展開とは、本当に最後まで息を呑んで見るしかないわ」と驚きつつも、「さああと2回どう収まるのか」「どんなフィナーレを迎えるのか楽しみ」と、最終回に向けた期待が最高潮に達しています。
ライターコメント
八雲先生が亡くなった直後の第123話の展開は、おトキちゃんにとってあまりにも酷で、見ていて本当に胸が締め付けられました。ただ、視聴者の皆さんの声にもあるように「誰も悪くない」んですよね。作家としての才能を誰よりも信じ、愛していたイライザの悔しさも痛いほどわかります。この絶望的な波乱から、丈さんのアシストによっておトキちゃんの『思い出の記(回顧録)』執筆へと繋がっていく脚本の見事さには鳥肌が立ちました。
そして次回124話では、イライザさんから、八雲先生のことを書くように依頼されたおトキちゃんですが、後悔の念に苛まれ、何も話すことができないという展開が描かれます。八雲先生の人生を台無しにしてしまったと落ち込むおトキちゃんをみかねて、両親の司之介さん(岡部たかしさん)とおフミさんが、おトキちゃんと八雲先生の楽しかった思い出を振り返ろうと話を振りますが、おトキちゃんは何を言われても否定してしまいます。
残り2回。果たして、物語はどんな形でフィナーレを迎えるのでしょうか。ハンカチ必須で見届けたいと思います!






