市川市動植物園公式Xより

お引越しから1年経過、市川市動植物園のウランと桜 深まる仲間との絆に期待

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

春の陽気に包まれた市川市動植物園(千葉県)から、ほのぼのする写真が配信されました。 2025年3月、愛知県の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)からお引越ししてきたメスのスマトラオランウータン「ウラン」が、市川での生活丸1年を迎え、満開の桜をバックに楽しそうに過ごす姿が公式Xに投稿されたのです。穏やかな表情からは、この1年の充実ぶりが伝わってきます。

ウランが見せるさまざまな顔

市川市動植物園の公式HPによると、「長いようでアッという間の1年でした」というこの1年。ウランは今、オスのイーバンたちが暮らす獣舎で新しい仲間たちと賑やかに過ごしています。

市川市動植物園公式Xより

最近のウランは、隣の部屋で暮らすメスの「リリー」に対しては、まるでお世話を焼くお姉さんのような表情を見せているのだとか。

さらに気になるのが、オスの「イーバン」との関係です。現在、毎日お見合いを継続中だという2頭。イーバンが柵越しに近づいてくると、ウランは嬉しそうな声を出しながら、何かを一生懸命話しかけているそうです。

絶滅危惧種を守る「希望の星」として

スマトラオランウータンは、現在、絶滅危惧種に指定されている希少な動物です。 国内でも飼育数は限られており、市川市動植物園での繁殖には大きな期待が寄せられています。

ウランが市川に馴染み、イーバンと心を通わせることは、種を未来へ繋ぐための大切な一歩。ウランが奏でる「嬉しい声」は、未来への希望の音色でもあるのです。

会える日はもうすぐ? 現在「放飼訓練」真っ最中!

現在、ウランは、市川市動植物園の閉園日に、外の展示場に出るための練習を頑張っています。「順調に進めば会える日は近い」とのこと。

市川市動植物園公式Xより

展示場に慣れて、ファンの前に堂々とデビューする日が待ち遠しいですね。

ライターコメント

イーバンに嬉しそうに話しかけているというエピソードを聞いて、安心すると同時に期待もしてしまいますね。オランウータンは知能が非常に高く、感情も豊かな動物。ウランの「嬉しい声」をいつか直接聞いてみたいものです。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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