ホッキョクグマのユキ(写真提供:浜松市動物園)

あの「フブキ」のお母さん!浜松市動物園のホッキョクグマ「ユキ」の特別イベントで賢くおちゃめな姿を披露

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

静岡県の浜松市動物園で、愛嬌たっぷりの姿で来園者を笑顔にしている高齢のホッキョクグマ「ユキ」。実はユキは、emogramでおなじみの「モモ」が暮らす秋田県の男鹿水族館GAOで、2020年にオスの「フブキ(現在は名古屋市東山動植物園)」を出産して育てた、お母さんグマなのです!1999年にセルビアで生まれ、日本の各園で長年愛されてきたユキは、2024年から浜松市動物園で穏やかな余生を過ごしています。そんな浜松市動物園で24日、ホッキョクグマのイベントが開催されました。

白い毛の秘密にびっくり!

この日のイベントは、ユキに美味しいおやつをプレゼントしながら、改めてホッキョクグマの生態についての説明や、ユキ自身についての話もありました。

「シロクマ」の愛称で親しまれ、真っ白でかわいいイメージのあるホッキョクグマですが、実はクマの中では世界最大。そして、最大の特徴であるその毛色について、担当者によれば「体の毛は白ではなく、半透明です」とのこと。当日は、実際に来園者にユキの毛を見てもらう時間も設けられました。

器用で賢い!おやつタイムで見せたさまざまな行動

普段から浜松市動物園では、アジやサバなどの魚類、馬肉、野菜、果物などバランスよくご飯をもらっているユキ。イベント中には、ユキの好きな魚やリンゴ、キウイフルーツなどが振る舞われました。

ホッキョクグマのユキ(写真提供:浜松市動物園)

「プールに飛び込んで魚をくわえたり、前足を器用に使ってリンゴを拾ったり」(公式サイトより)と、食事中もさまざまな愛らしい行動でお客さんを魅了。

また、野生のホッキョクグマは自分でアザラシを探して捕まえるため、動物園ではその「探す行動」を引き出す工夫をしているそう。

公式サイトより:「ポリタンクや穴の開いたおもちゃの中に食べ物を隠して与えています」

この日も魚を入れたポリタンクをユキに向けて投入!来園者と一緒に、ユキがどんな風に中の魚を取り出すのかを観察し、ユキの「賢い一面」もしっかりと披露されました。

ホッキョクグマのユキ(写真提供:浜松市動物園)

環境問題へ思いを馳せるきっかけに

公式サイト:「毎日様々な行動を見せてくれるユキですが本日もかわいらしい姿をたくさん見せてくれました」

またユキの魅力についてたっぷりと披露された今回のイベントですが、最後には、少しだけ環境問題についても触れられたそうです。

遠い異国で生まれ、日本で立派に命を繋ぎ、今もこうして私たちにホッキョクグマの素晴らしさを教えてくれるユキ。公式サイトでは「今回のイベントをきっかけにホッキョクグマや環境問題について少しでも考えて、知っていただけたら嬉しいです」と綴っていました。

ライターコメント

秋田のGAOで大役を果たし、今は浜松で愛されながら穏やかに暮らしているという経歴を知り、とても温かい気持ちになりました。おもちゃから上手に魚を取り出したり、前足で器用に魚を食べたりと、年齢を重ねても変わらないお茶目な魅力がいっぱいですね。これからも浜松市動物園で、美味しいものをたくさん食べて、幸せな毎日を過ごしてね。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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