NHK連続テレビ小説「風、薫る」の第1週完成披露試写会に出席した左から見上愛さん、上坂樹里さん

【第23話】NHK朝ドラ『風、薫る』ヒロイン同士の痛烈な舌戦にSNS波紋

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エンタメ

女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(20)が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)の第23話が29日放送され、梅岡女学校付属看護婦養成所での1期生同士の対立構造が描かれる展開に視聴者からは賛否の声が上がっています。

「observe」の意味が理解できない面々

りんと直美が入所した梅岡女学校付属看護婦養成所の1期生たちは、課題として出された英語の本「NOTES ON NURSING」の翻訳中、頻出する「observe」の意味が理解できず、作業が難航していました。この単語の解釈を巡り、境遇や養成所に入った動機が異なる7人の意見が合いません。

その頃、りんの母・美津(水野美紀さん)は「瑞穂屋」の清水卯三郎(坂東彌十郎さん)のもとを訪ね、自分を雇ってほしいと頼んでいました。

気まずい雰囲気のまま日曜日に

養成所では、りんが、時間もないことから全員で助け合って訳そうと持ちかけますが、直美と玉田多江(生田絵梨花さん)は「結構」と口をそろえました。独学で英語を身につけた直美は、甘えの見える仲間たちに厳しい言葉を投げつけ、それに対し、りんは「どんなにきっかけが不純でも、看護婦になりたいと思うんなら私たちは同志です」と訴えますが、同僚たちは言いたい放題で、課題の終わりは見えず、気まずい雰囲気のまま初めての日曜を迎えました。

りんは直美と工藤トメ(原嶋凛さん)を自分の家に誘いました。故郷の親兄弟に贈る物を見たいというトメに直美は「物見遊山に東京に来たの?」ときつい言葉を投げます。りんは「やっぱり私、間違ってなかった。直美さん。嘘つきです。嘘つきで不細工」と語気を強め、「不幸ぶって不細工。苦労を自慢に使うのも。英語ができるならみんなに教えて、1人でもいい看護婦が増えるほうがいいんじゃないですか?」と訴えました。

「いい子ぶって」

直美は「私が、生きるために必死に身につけた知識をくれくれ欲しがるのは、卑しくないの?」と反論。りんは、病やケガに苦しむ人に直美の苦労は関係ないとし、「いい子ぶって」という直美に「私はただ、看護婦になるならもう少し人に優しく…」と言い返してしまいます。「優しくない私は看護婦に向いてないってこと!?」と苛立つ直美は、りんの正論がきれいごとにしか聞こえませんでした。

1人になった直美は鹿鳴館を辞めたあの日、涙を流しながら自分で髪にハサミを入れた日のことを思い出していました。牧師の吉江善作(原田泰造さん)が泣きながら、その髪を切りそろえてくれていました。

「また、間違えた」

結局りんは1人で帰宅。娘の環(英茉さん)は元気で、美津は瑞穂屋で働き始めていました。

りんは美津と話しているうちに、直美が自分を助けてくれたことを思い出します。そして、直美に言ってはいけないことを言ってしまったと後悔し「また、間違えた」とこぼしました。その頃、直美は大山の邸宅を訪ねていました。

SNSの反応まとめ(コメント分析)

『風、薫る』第23話の放送に対し、X上では多くのコメントが寄せられています。

emogram編集部で、放送後、Xに寄せられた投稿の中から120件のコメントを独自に分析したところ、視聴者の反応は以下の通りに分類されました。

SNSの反応

  •  ポジティブな反応 (60%)
  •  ネガティブな反応 (40%)

【分析データ】

調査対象: X上の『風、薫る』第23話に関連するコメント

分析期間: 4月29日8時15分~11時00分

サンプル数: 120件

分析手法: テキストマイニング

【分析結果】
ポジティブな反応(60%)
ネガティブな反応(40%)

対立描写に対して賛否の声

SNS上のコメントを見ると、賛否が分かれる反応となっています。ポジティブな声としては、新たな展開に対して、「風薫る、女学校編が1話からおもしろすぎる 激アツ」と興奮する声が上がっているほか、「環ちゃん(たまきちゃん)act2の能力キターーー☆」といったりんの娘役への称賛に加え、「Mrs. GREEN APPLE『風と町』2週連続1位おめでとうございます🎉」と主題歌のヒットを祝う声も見られます。

一方で、ネガティブな声としては、劇中の対立描写に対して疲弊する視聴者が続出。「女学校編はもっとワチャワチャと楽しいシーンが多いだろうと期待してたら違ってました」といった落胆の声も上がっています。登場人物に対しても、「直美は何だかひねくれてるんだよなあ」という指摘や、「『風、薫る』ヒロインが言う『また間違えた』で、こういう口癖のキャラ居たなあ」と違和感を覚える声があり、視聴者の複雑な心境がうかがえます。

ライターコメント

理想を掲げるりんと、過酷な現実を一人で生き抜いてきた直美。立場の違う2人が真正面からぶつかり合うシーンは、見ていてヒリヒリしましたね。朝ドラならではの「ワチャワチャ楽しい女学校生活」を期待していた視聴者からは戸惑いの声も上がっていますが、このギスギスした対立こそが、後々の深い絆へと繋がるための重要な伏線なのだと信じたいです。「また、間違えた」と後悔するりんが、閉ざされた直美の心にどう寄り添っていくのか。明日の放送も待ちきれません。

『風、薫る』過去記事

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