市川市動植物園のサル山=(撮影:ゆんち)

がんばれ市川市動植物園!侵入事案発生でもパンチくんたちを守った園への感謝とエールがSNSで大きな波に

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

市川市動植物園(千葉県)で17日、サル山に何者かが侵入する事案が発生しました。これについて同園の公式Xが18日夜、今後の具体的な防犯対策などを投稿したところ、このポストには全国のフォロワーから数多くのコメントが寄せられました。テレビのニュースでも報道され、一時は緊迫感に包まれましたが、SNSに集まった声の多くは被害者である動物園側へのエールと、動物や飼育員を始めとしたスタッフを心配する優しさに満ちたものでした。

「動物園は被害者」公式の謝罪に対するファンの声

市川市動植物園の「ご心配をおかけし申し訳ありません」という言葉に対し、SNS上では「園が謝る必要はないのでは」という声が寄せられました。

「悪いのはルールを破って侵入した側。動物園側が謝るのはおかしいです」「動物園は完全に被害者です」「本当にお疲れ様です。みんなでルールを守ろう」など、市川市動植物園の毅然とした姿勢を支持し、スタッフを労うコメントが目立ちました。

また、「動物たちに異状は見られない」という報告に対し、多くのフォロワーが胸をなでおろしたようです。 この春以降、6頭の子ザルが生まれたばかりのデリケートな時期だったこともあり、「みんなびっくりしたと思うけれど、無事で本当によかった」と安堵の輪が広がっています。

事件発生時、すぐに現場に急行して毅然と対応した飼育員へのコメントも。「おサルのために急いで駆けつけてくれた姿に頭が下がります」「飼育員さんたちの心労や恐怖を考えると心配」など、現場で動物たちを守るスタッフのメンタルや安全対策を願う投稿もありました。

今後の再発防止(防犯強化や入園料)への提言も

公式Xでは、19日(火)から「侵入防止ネットの設置」や「パトロール強化」などの実施についても発表がありました。これに対してフォロワーからは、今後の持続可能な運営に向けた具体的な提言も多く見られました。

海外の事例を参考に、「セキュリティ強化や動物たちの安全のため、入園料の設定を適正に見直しても良いのではないか」「迷惑行為を行った人物は一律出入り禁止にするべき」といった、一歩進んだ議論も交わされています。

暗いニュースが流れる世の中でも、パンチくんをはじめとする市川市動植物園からたくさんの笑顔と元気をもらってきたファンたち。その感謝の気持ちが、今度は園を支える温かい応援の波となっているようです。

ライターコメント

SNSには、「園は悪くない、謝らないで」という声や、毅然と対応した飼育員さんを「どうか身の安全を第一に」と案じる声などが寄せられました。大切な募金やリソースがこうした防犯対策に割かれてしまうのは悔しいですが、すべてはパンチくんたちとスタッフの皆さんの安全のため。私たち来園者もこれまで以上にマナーを意識し、市川市動植物園の決断を応援していきたいと思います。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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