こんにちは。占い師としても活動しているemogram編集部のライターAです。
得意の占いは「タロットカード」(全78枚)です。
普段、職場では占い師であることを隠してライターとして働いていますが、とある日、どこからか情報が漏れたのか、廊下で同僚から「占い師なの?」と呼び止められ、素性がバレてしまいました。
その同僚からは続けて「占いできるんだったらやってみてよ」と頼み込まれ、実際に占うことになりました。
以下がその顛末です。
食堂で同僚を占ってみました!
占いは、ある日のお昼休みに食堂で行われました。
占い師情報
ライター兼占い師。美大卒。女性。
相談者
emogram編集部の最若手の女性で、チーム内の縁の下の力持ち。今年飼い始めた猫と、ちゃんみなプロデュースの女性グループ「HANA」が大好き。
相談内容
「大学時代から仲のよかった友達がいるんだけど、疎遠になりつつある…」
「私たちの関係はフリーズ状態…」
「あの頃は、あんなに仲が良かったのに、私たち、仲直りできるのかな…」
引いたカードは?
占い師「タロットカードのシャッフルをお願いしていいですか?」
相談者「いいよ~!」
そう言い自らカードをシャッフルした相談者。
占い師「じゃあ、カード引いてもらっていいですか?」
相談者「いいよ~!」
そこで、相談者が引いたカードはと言えば…。

「戦車」と「ペンタクル6」「カップの女王」の3枚でした!



占い師「ああこれは…」
カードを見て、思わず、こう顔をしかめた占い師。続けて、
占い師「【戦車】のカードは絵のとおりで、2人が同じ方向を向き、車輪がぴったり合っていた頃はとても上手くいっていたことを示していますね…。お2人とも、非常に気が合ったのでは?」
占い師のこの質問に対して、相談者は、
相談者「えっ、なんで分かるんですか?」。そう驚きました。
占い師「ただ、【戦車】のカードには『勢い』『勝利』といったようなライバル感覚を示す意味合いもあります」と解説を加えた占い師。
相談者「えっ、そうなんですか…?」。さらに驚く相談者。
占い師「そして【ペンタクルの6】と【カップのクイーン】が、それぞれ逆位置で出ているのも面白い。【戦車】からの流れは、それぞれの環境や価値観、世界観が変わっていくと歯車が噛み合わなくなり、バランスを崩しやすい相性であることを示しています」。そう畳みかけた占い師。
さらに、
占い師「【ペンタクルの6】は、優しそうな人がホームレスになんかあげてる感じの絵で、逆位置でみると、『ほどこし』って意味合いが強くなるんです」
そう説明すると、「ゴクリ」と喉を鳴らしながらお茶を飲む相談者。
占い師「【カップのクイーン】の逆位置は、あなたが『慈悲深すぎる女王』的なスタンスになっていて、『ナイーブすぎる女王』に配慮する未来かな…。距離感を守ればなんとか。ちなみに、あなた自身はどうなっていきたいのですか?」。そう問う占い師。
相談者「…実は、私の誕生日に『私のためにいうね』という書き出しで、長文LINEが届いて…」。そう吐露した相談者。
さらに続けて、
相談者「それから半年間、なんて返していいかわからなくて、ずっと既読スルーしている状況なの…」と打ち明けました。
「ゴクリ…」とお茶をすする占い師。
相談者「内容は、『ひどいこと』をした私に対する、されて嫌だったことが書かれていたんだけど…」
占い師「…!?」。無言で相談を聞く占い師。
その上でこう言い放ちました。
占い師「今後の展開は、手ごわい【ナイーブすぎる女王】と、半年間、LINEを既読スルーの放置状態ですませながらも心配している【慈悲深すぎる女王】との攻防になります!」と。
はたして、相談者さんは、実際にお友達と仲直りできるのでしょうか。
そして、今回のタロットカード占いは当たるのでしょうか。
まぁ、占いですし、当たるも八卦当たらぬも八卦ですかね。