日本列島は30日、高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、各地で気温が上昇しました。兵庫県丹波市柏原で午後2時39分、最高気温が41・2度を観測し、全国の観測史上1位の気温を更新しました。
全国的に気温が上昇
京都府福知山市で40・6度、兵庫県西脇市は40・0度に達しました。午後2時時点で全国914の観測地点のうち、最高気温が35度以上の猛暑日が250に上りました。気象庁によると、太平洋高気圧に加え、高層にある「チベット高気圧」も張り出して列島は2層の高気圧に覆われ、全国的に気温が上昇しました。
SNS上の感情
兵庫県丹波市で41・2度を観測し、全国の観測史上1位の気温を更新したことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「哀しむ」声(65%)
「地球温暖化の深刻さを痛感」
「外に出て5分も経たないうちに汗でびっしょり」
「命にかかわる暑さと言いながら、それでも出勤や通学をしないといけない」
主な「怒り」の声(20%)
「本当に体に堪える苛酷な暑さ」
「年々、厳しさが増している」
「災害レベルでは」
主な「喜楽」の声(15%)
「日中はなるべく外に出ないように心がけたい」
「塩分補給忘れずに」
「この暑い夏を耐え抜きたい」
まとめ
今回の分析では、兵庫県丹波市で41・2度を観測し、全国の観測史上1位の気温を更新したことについて、「近年の日本はとても人の住む環境ではなくなっている」と危惧する声が寄せられました。
これまでの全国の最高気温は、2020年8月に浜松市、2018年7月に埼玉県熊谷市で観測された41・1度でした。SNSでは「朝の早いうちからもうすでに暑く、日が落ちてからも気温が下がらず、一日を通して暑い」と指摘する声が寄せられました。