このページは人工哺育で育てられていたころのパンチくんが載っている。ぬいぐるみと一緒に外で運動する様子など、貴重な写真が並ぶ=Gakken提供

市川市動植物園『がんばれ パンチ 子ザルの成長物語』11月26日発売 中身の全貌が判明

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

サル山の群れ入れを目指して奮闘するパンチくんで注目を集める、千葉県の市川市動植物園。9月17日、Gakken(学研ホールディングス)から、パンチくんを題材にした初の書籍『がんばれ パンチ 子ザルの成長物語』の予約受付が始まりました。表紙をはじめ、気になる中身の一部も公開されました。そんな気になる「パンチくんの本」について、emogramでも紹介したいと思います。

「オランママ」にしがみつく初公開ショットも

表紙を飾るのは、母親代わりのオランウータンのぬいぐるみ「オランママ」に、ちょこんともたれかかるパンチくん(※表紙デザインは変更となる可能性があります)。かわいいですね。

書籍『がんばれ パンチ 子ザルの成長物語』の表紙。母親代わりのぬいぐるみに寄りかかるパンチくんの一枚=Gakken提供

本の中身は、大きく分けて3パート構成のようです。まずは、飼育員が撮影した1万枚を超える写真から厳選したフォトページ。オランママにしがみつく姿や、群れ入れ後にほかのサルたちと遊ぶ様子など、いろいろな表情のパンチくんの写真がふんだんに使われているとのこと。

このページは人工哺育で育てられていたころのパンチくんが載っている。ぬいぐるみと一緒に外で運動するなど、貴重な写真が並ぶ=Gakken提供

飼育員だからこそ撮れる、パンチくんのありのままの表情がたっぷり詰まっていそうですね。

絵本調の成長物語と、本格的なニホンザル図鑑

続いては、飼育員が語るパンチくんの成長を、やわらかなタッチの絵で綴った絵本調の物語ページ。「むれに入ってがんばるパンチ」と題されたページでは、生後半年で群れ入りを始めたころのパンチくんが、ぬいぐるみを抱えながらも仲間との時間を少しずつ増やしていく様子が描かれています。絵を手がけたのは、画家・イラストレーターのおちょぴさんです。

絵本調のページより。ぬいぐるみを抱えたパンチくんが、群れの仲間と少しずつ距離を縮めていく物語が描かれる=Gakken提供

そして3つ目は、動物学者・今泉忠明さんが監修した、本格的なニホンザルの生態図鑑ページです。

目や手、しっぽの代わりとなる「しりだこ」の仕組みなど、ニホンザルのからだの秘密が、パンチくんの写真とともに紹介されています。パンチくんをきっかけに、ニホンザルという動物そのものへの理解も深められる構成になっているようです。

ニホンザルのからだの仕組みを、パンチくんの写真とともに紹介する生態図鑑ページ=Gakken提供

売り上げの一部は市川市へ、本は学校図書館にも

この書籍は、2020年に市川市と市進ホールディングスが結んだ「包括連携協定」に基づき、子供たちへの学びの提供を目的として制作されたものだといいます。

完成した本は市進ホールディングスから市内の学校図書館などに寄贈されるほか、売り上げの一部はGakkenから市川市へ寄付されるとのこと。パンチくんを応援してきたファンにとっては、本を買うこと自体が、ひとつの応援の形になりそうです。

市川市動植物園の安永崇課長のメッセージも

書籍化にあたり、市川市動植物園の安永崇課長から、こんなコメントが寄せられています。

安永課長:「パンチに関する書籍のご要望の声をたくさんいただきましたが、Gakken様、市進ホールディングス様のご協力で、このような素敵な形になりましたことを嬉しく思います。児童書の枠にとどまらず、大人も楽しめる構成になっています。多くの方に読んでいただけることを願っています」

コメントを寄せた、市川市動植物園の安永崇課長=市川市動植物園公式Xより

『がんばれ パンチ 子ザルの成長物語』は、2026年11月26日発売予定です。また予約は9月17日から始まっています。

■『がんばれ パンチ 子ザルの成長物語』

監修: 今泉忠明
協力: 市進ホールディングス、市川市動植物園
出版: Gakken
定価: 1,760円(税込)

■学研出版サイト:「がんばれ パンチ 子ザルの成長物語」

ライターコメント

表紙のパンチくんの表情を見ているだけで、胸がいっぱいになりました。写真、物語、図鑑という3つの角度からパンチくんとニホンザルを描くという構成に、この一年あまりの歩みをきちんと形に残そうという、園とGakkenの本気が伝わってきます。11月26日、書店に並ぶ日が今からとても楽しみです。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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