女優の石橋静河さん(32)がヒロイン葉野珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)。第1週(初回~第5回)は、1982年(昭和57年)に85歳となった珠(加賀まりこさん)の回想から始まり、舞台は1908年(明治41年)の山口・岩国へ。10歳の珠(村上蘭さん)が、理不尽な父・清治(渡部篤郎さん)の仕打ちに耐えながらも、血のつながらない継母・リョウ(国仲涼子さん)の深い愛情に触れ、家族の絆を深めていく姿が描かれました。珠が綴った作文による父娘の不器用な交流、そしてカナリア逃亡事件による一家離散の危機を乗り越えて、物語はついに大正時代へと移り、成長した珠(石橋さん)へ見事なバトンタッチを果たしました。X(旧Twitter)では連日「ブラッサム」がトレンド入りするなど、初回から大きな反響を呼んだ第1週のあらすじを振り返ります。
初回〜第5話(第1週)振り返り
| 【初回】物語は明治の岩国へ、働き者の珠と理不尽な父 |
| 昭和57年、85歳になった珠(加賀さん)が自らの人生を振り返り、物語は明治41年の山口・岩国へとさかのぼります。10歳の珠(村上さん)は、継母のリョウから実の娘のようにかわいがられる一方、厳格な父・清治から雨の中を裸足でカナリアの餌を買いに行かされるなど、理不尽な扱いを受けていました。 |
| 【第2回】蔵に閉じ込められた珠と、リョウの深い愛情 |
| 学校で「父について」という作文を宿題に出され、題材に困り果てる珠。そんな中、リョウをかばったことで清治の怒りを買い、珠は一晩蔵に閉じ込められてしまいます。夜、こっそりおむすびを持ってきてくれたリョウから「初めて見た時から特別大事にせんといけん思うたんよ」と深い愛情を伝えられ、珠は笑顔で納得しました。 |
| 【第3回】清治の孤独な素顔と、一気に書き上げた作文 |
| 家督を譲った弟の清重(三浦誠己さん)から働くよう促された清治は、椀の中にひよこを仕込むという悪ふざけで応じ、「一生自由に暮らす」と突っぱねます。その夜、作文が書けずにいた珠は、暗闇の中でカナリアを見つめる清治の物悲しい姿をふいに目撃し、何かを感じ取ったように一気に作文を書き上げました。 |
| 【第4回】父を「放蕩無頼」と綴った作文と、カナリアの逃亡 |
| 授業参観で珠は、清治を「放蕩無頼」としながらも、カナリアを見つめる物悲しい姿を描写した作文を発表。それを聞いた清治は大爆笑し、珠を大いにほめ称えます。しかし後日、リョウが誤ってカナリアを逃がしてしまい、激怒した清治の激しい仕打ちに耐えかねたリョウは子どもを連れて家を出て行ってしまいました。 |
| 【第5回】「カナリアなんかどうでもええ!」魂の叫びと大正の春 |
| リョウの実家へ向かった珠は、「血がつながらんでも大事じゃ言いよったろ!」と涙ながらに訴え、リョウを連れ戻します。怒り狂う清治に対し、珠は「もうカナリアなんかどうでもええ!みんなでここにおらせてください!」と絶叫し土下座。清治が折れて家族の平穏が戻り、物語は5年後の1913年(大正2年)となり、女学生に成長した珠へとバトンタッチされました。 |
第2週「父からの、解放」(第6回~10回)あらすじ
高等女学校の4年生になった珠が通う女学校は、「良妻賢母」育成のための教育が徹底されており、同級生の角田忍(木竜麻生さん)たちは自由に生き方を決められない現状に割り切れない思いを抱いていました。
そんな中、父・清治は相変わらず働くことなく遊び歩いていました。ある日、清治は突然、珠の縁談を決めてきます。リョウは嫌ならやめるよう清治にお願いすると言いますが、果たして…。
ライターコメント
いよいよスタートした『ブラッサム』。第1週は、渡部篤郎さん演じる清治の「理不尽な暴君」ぶりと、それに怯むことなく本の世界に居場所を見つける10歳の珠の健気な姿にすっかり心を引き込まれました。お椀からヒヨコが飛び出す驚きの演出や、珠の魂の叫びに涙したカナリア逃亡事件など、初回から感情のジェットコースターのような濃密な1週間でしたね。10歳の珠から見事なバトンを受け取った石橋静河さんが、女学生となった珠をどう演じてくれるのか。第2週からの展開が楽しみで仕方ありません。