沖縄気象台は22日、沖縄地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
実は沖縄地方よりも先に16日頃に九州地方が梅雨入りしており、沖縄地方の方が九州より後の梅雨入りとなったのは、1976年以来、実に49年ぶりの珍現象だそうです。
沖縄は平年より12日遅い梅雨入りとなっており、昨年より1日遅いそう。
沖縄地方の平年の梅雨明けは、年によって前後はありますが、6月21日頃なので、沖縄では、約1か月間の雨の季節が始まりました。
このニュースに対してSNSでは「九州に続いて沖縄も梅雨入りしたのか…もう時期、梅雨が来るなぁ…嫌だなぁ…」と嘆く声や、沖縄の遅い梅雨入りに「注目に値する現象です」と解説する声もありました。
梅雨と言えば…?
「梅雨」と言えば、なにを思い浮かべるでしょうか。
四季折々に様々な花が咲く日本ですが、やはりこの時期に真っ先に思い浮かべるのは「紫陽花」という方も多いかもしれませんね。
紫陽花はそもそもが日本産の花で、現在見かける「玉のような」タイプの紫陽花は一度海外に渡り戻ってきて定着したものだそうですが、最古の和歌集である「万葉集」にも、大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだ「問はぬ木すら紫陽花諸弟らが練りのむらとにあざむかえけり」と、橘諸兄(たちばなのもろえ)が詠んだ「紫陽花の八重咲くごとく八つ代にをいませ我が背子見つつ偲はむ」の2首登場しており、日本人にとっては遺伝子に刻まれているレベルでなじみ深いものなのかもしれませんね。
気になる梅雨の雨対策
ただし、梅雨の時期には、朝晴れていても、突然、雨が降ることもあります。突然の雨対策として、圧縮タオルを持ち歩くのもひとつの手かもしれませんね。
開くのに水が必要なタイプと不要のタイプがありますので、チェックは忘れずに。
定番の折りたたみ傘も晴雨兼用にするなどで、荷物の削減にもなる上に、昨今の猛暑対策にもなりますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。