JR東日本によると、始発から運転を見合わせとなっていた山手線外回りが23日午前8時25分ごろ、運転を再開しました。22日夜に複数電車のパンタグラフの一部が折れ曲がっているのが見つかり、運転を取りやめていました。
運転再開後も、内回りも含めて大幅に本数を減らした運転となります。JR東日本は、通常よりも目的地まで大幅に時間を要する場合があるとしています。
SNS上の感情分析
山手線外回りが運転再開したニュースについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「喜」(約2割)
- 「怒」(約2.5割)
- 「哀」(約1.5割)
- 「楽」(約4割)
主な「喜楽」の声(約6割)
「徹夜作業本当にお疲れさまです」
「こういう時は安全第一で、確実に復旧していただきたい」
「減便とはいえこの時間帯で運転再開している点を褒めるべきではないでしょうか」
主な「怒哀」の声(約4割)
「最近は電気・通信関係のトラブルが多く発生しているような気がします」
「原因が何であったのか、その辺も解明して再発防止に取り組んで欲しい」
まとめ
今回の分析では、始発から運転見合わせとなっていた山手線外回りに対して、多くの人が安全を最優先すべきという考えを示しています。夜を徹して復旧作業に当たった関係者への感謝の声が多い一方で、近年のJRの保守管理体制や技術継承の問題を懸念する意見も見られました。リモートワークが可能な人はそれを活用すべきという現実的な対応策を提案するコメントもありました。
ライターコメント
今回の分析結果では、東京の交通網の冗長性を評価する声がある一方で、インフラ全体の老朽化や保守体制の課題を指摘する意見も目立ちました。水道管や橋梁、道路などと同様に最重要な社会インフラである鉄道施設の管理には膨大な手間とコストがかかります。日々、事故なく安全に運行しようと業務に取り組む作業員の方には、頭が下がる思いです。今回、徹夜で復旧作業に当たった作業員のみなさま、本当にお疲れ様でした。