女優の今田美桜さん(28)がヒロイン若松のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合など)の第46回が2日、放送され、「風来坊のパン職人」〝ヤムおんちゃん〟こと、屋村草吉(阿部サダヲさん)の壮絶な過去が明らかになり、SNSに大きな反響が寄せられました。
日本人義勇兵として戦場に
のぶの祖父、朝田釜次(吉田鋼太郎さん)が、草吉本人から聞いた乾パンづくりを拒否する理由を明かしました。草吉は欧州大戦(第一次世界大戦)で英国軍の日本人義勇兵として戦場に行き、壮絶な体験をしていました。
当時、草吉はカナダにいました。東京・銀座のパン屋で修行しているうちにもっと腕をあげようと、密航船に潜り込んだそうです。しかし、パンの修行どころではなく、「地獄に落とされた」と振り返りました。戦地で撃たれ動けない兵士たちが大勢いる中、一番つらいのは空腹でした。そんな中、飢えをしのいでいた乾パンは、草吉につらい戦地を思い出させるもの。釜次から話を聞いたのぶは言葉を失いました。
SNS上の感情
草吉の壮絶な過去が明らかになったことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「哀」(約8.5割)
- 「怒」(約1割)
- 「喜楽」(約0.5割)
主な「哀しみ」の声(約8.5割)
「戦争は悲惨で残酷」
「人の限界を超えさせてしまう」
「過去が日本人義勇兵とは驚愕」
「過酷すぎる」
「まさかの第一次大戦」
主な「怒り」の声(約1割)
「戦争を嫌悪する理由が分かった」
「言葉の重みを感じる」
「笑顔に閉じ込められた悲しい過去」
「想像以上だった」
「壮絶な地獄」
まとめ
今回の分析では、草吉の壮絶な過去が明らかになったことについて、「ヤムおんちゃんの過去が重すぎる…」「泣きながら食べた乾パン。 味、何もしなかっただろうな」と驚く投稿が相次ぎました。
ライターコメント
風来坊の草吉だけに風向きが変わればまた帰ってくるという言葉を信じる視聴者も多く、SNSでは「ヤムおんちゃん、また帰ってきてくれるといいなぁ」「多分また会えるよね。ヤムおんちゃん」と再登場を願う投稿も見られました。