映画「ルパン三世 カリオストロの城」の一場面(原作:モンキー・パンチ©TMS)

「ルパン三世 カリオストロの城」、金ローでノーカット放送もSNSは2割が憮然「またか」

By - emogram編集部
喜怒哀楽

1979年公開のアニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」が、日本テレビ系「金曜ロードショー」(後9:00~後11:09)で6月27日にノーカットで放送されます。

劇場版完全新作の公開記念

「ルパン三世」では約30年ぶりの完全新作となる劇場版「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」が6月27日から公開されるのを記念した放送となります。

今回、放送されるカリオストロの城は、宮崎駿監督の映画監督デビュー作として知られています。

あらすじ

国営カジノから大金を盗み出したルパンと相棒の次元大介ですが、その札束は幻の偽札と呼ばれる「ゴート札」でした。

ルパンはゴート札の出どころと疑われる欧州のカリオストロ公国に入るのですが、そこで、ウエディングドレス姿で逃亡を図るこの国の亡き大公の娘クラリスと遭遇し、事態が急変していきます。

ルパン、次元、石川五ェ門の3人に銭形警部と峰不二子というおなじみのキャラクターが大暴れする本作。

第1シリーズの10話「ニセ札つくりを狙え!」と11話「7番目の橋が落ちる時」の物語をベースに、テレビシリーズのニヒルでアンニュイな雰囲気を抑え、コミカルでスピード感ある作風で最後まで一気に突っ走ります。

とりわけ終盤、「彼は何も盗んでいません」とルパンをかばうクラリスに銭形警部が言い放つ「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です!」というせりふはいまだに語り継がれているアニメ史に残る名台詞です。

SNS上の感情

「ルパン三世 カリオストロの城」が金曜ロードショーでノーカット放送されることについて、SNSでは投稿が相次ぎました。

emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。

感情分析の結果は以下の通りです。

  • 「喜楽」(約8割)
  • 「怒哀」(約2割)

主な「喜楽」の声(約8割)

「わ〜嬉しい  銭形の最後の名言まで、カウントダウンしてくれないかな」

「やったー!!!!ストーリーもセリフもギャグも把握してるけど観ます」

「大好きすぎていつも見てしまう」

「この作品の成功をきっかけに後のスタジオジブリ設立へつながったんだよな。本当に好きな作品」

「オープニングで、ルパンと次元がチンクエチェントで旅してるシーンが好き」

主な「怒哀」の声(約2割)

「なんで宮崎ルパンなの… 劇場版の雰囲気に合わせるならせめて複製人間だろ!!!」

「またカリ城か。いったい何度やるんだい?」

「今の若い子には意味は伝わるかな?」

「ノーカットって言ってもCM入るし」

まとめ

今回の分析では、「ルパン三世 カリオストロの城」が金曜ロードショーでノーカット放送されることについて大部分は好意的な反応を示していました。一方で、「またか」というコメントや、45年以上の作品のため「今の若い子には意味は伝わるかな?」という懐疑的な意見も一部に見られました。

ライターコメント

筆者もカリオストロの城は既に10回以上見ています。このため、だいたいのシーンは覚えており、もはや放送されていても、見なくてもいいのですが、つい、放送される日に家にいると、見入ってしまいます。同じ宮崎監督の「天空の城ラピュタ」も日テレ系で頻繁に放送されていますが、こちらはカリオストロの城以上に見ているのですが、放送されるとつい見てしまう作品の1つです。やはり作品力なんですね。

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