「6月15日」父の日に、読売巨人軍の公式Xで出されたこちらの投稿がバズりました。
投稿から2日が経過した本日17日でもコメント数は1900件以上、リポストは1.8万人以上に達しています。
今日は、父の日。
あなたのお父さんと
ジャイアンツの思い出はありますか。#父とジャイアンツ pic.twitter.com/EAfXUINODV— 読売巨人軍(ジャイアンツ) (@TokyoGiants) June 14, 2025
投稿では、「今日は、父の日。 あなたのお父さんと ジャイアンツの思い出はありますか」という一文とともに、巨人戦を観て喜ぶ父親の姿が描かれたイラストに「父のキゲンは、巨人が決めている。」というフレーズが記されていました。
SNS上の感情
今回のこの投稿に対し、SNS上では投稿が相次ぎ、父の日にかけ、お父さんと野球の思い出を巡る「ほっこりとしたエピソード」のコメントが並ぶかと思いきや、「怒り」に近いコメントが多く寄せられました。
emogram編集部では、この話題に関するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主なネガティブな声(95%)
「昔のトラウマが蘇りました。最悪です」
「昭和の広告かコレ?」
「ナイター中継のせいでテレビを占領されて最悪でした。途中で居眠りするくせに、チャンネルを変えると即座に目を覚まして『見てたんだ』とキレる。野球なんて大嫌いです」
「子供心ながらに、毎晩父親にテレビを占拠されて観たい番組がみられず、見たくもない巨人戦を連日見せられていた嫌な記憶が蘇りました」
主なポジティブな声(5%)
「あの頃は巨人観ながら家族でゆうげ、サビ残無かった昭和な時間。今思うと、良く親父はあの時間に帰って来てたな」
「うちの父親は機嫌悪くならなかったし、自分自身も機嫌悪くならない。 おかげで一家全員穏やかだけど熱狂的な巨人ファンです」
「チャンネル独占で見れなかったとか機嫌とかどうでもよくて、ビール片手に熱心に見てた父親を懐かしく思い出す。 父親孝行出来なかったな…」
まとめ
今回の分析では、コメントのほとんどがネガティブな内容で、野球中継による子ども時代の不満や、巨人が負けると不機嫌になる父親に家庭で嫌な思いをした記憶などが語られていました。ポジティブなコメントとしては、父親との思い出を振り返るようなコメントが少数あった程度でした。
ライターコメント
先日、ミスタージャイアンツと言われた「長嶋茂雄さん」が亡くなりました。筆者の父も、「小学生の頃に長嶋の筆箱を持っていたな~」と懐かしそうに思い出を語っていました。昭和の時代、世の中が野球を中心に回っていたといっても過言はないのでしょう。ただ、令和の時代に「父の機嫌が野球で決まる」という昭和の〝頑固おやじ〟を想起させるキャッチコピーは、多くの人の気に障ったようですね。