日本列島は17日、高気圧に覆われ、各地で気温が上昇しました。
最高気温35度以上の猛暑日に達する地点も出ると見込まれています。
環境省は茨城、千葉、和歌山、鹿児島各県と宮古島地方を除く沖縄県に「熱中症警戒アラート」を発表しました。こまめな水分補給や適切なエアコンの利用で、体調の悪化を防ぐよう呼びかけています。
浅尾慶一郎環境相は同日午前の閣議後会見で「警戒が必要な日が続く。周りの高齢者や子どもへの声かけなど、予防行動を取ってほしい」と呼びかけました。
SNS上の感情
日本各地で気温の上昇が予想され、「熱中症警戒アラート」が発表されたというニュースに対し、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに関するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「ネガティブ」の声(65%)
「この暑さ。先が思いやられる」
「これから9月まで3ヶ月も猛暑を警戒するのは長丁場」
「いつの間にか、35度超えの日が当たり前になってしまった日本の夏」
「梅雨と言いつつ雨が全く降らない予報が続いているのが大いに気がかり」
「米不足や大飢饉になるのではと懸念」
「まだ6月も中旬だってのに、この暑さ」
「一年の三分の一は夏になる」
「太陽光が異様に強い」
「蒸し風呂みたいな外気」
「今年は水不足も覚悟しなきゃいけない」
「庭木の葉も暑さで緑色のままカサカサに乾燥して落葉」
「梅雨の中猛暑なんてうんざり」
「暑すぎる夏はしんどい」
「本当に日本も住み辛くなった」
主な「ポジティブ」の声(35%)
「昼間は無理をせず、冷房の使用を我慢しない」
「これから体調面の管理や仕事のペース配分を考えたほうが良い」
「とにかく食事と睡眠をしっかり取り、かつ水分補給も欠かさず行う」
「無理をしないで体調に気をつけて行動するしかない」
「工夫と対策で乗り切ろう」
「エアコンのフィルター掃除が必要」
「涼しい風呂で体を冷まして冷房を弱くしよう」
「早起きして涼しいうちに散歩」
「冷房の効いた部屋で過ごす」
「命の危険が常にあると見て、それを意識した行動をする」
まとめ
今回の分析では、日本各地で気温の上昇が予想され、「熱中症警戒アラート」が発表されたというニュースに対し、多くの人が6月なのにこれほどの暑さになることを不安視していることが分かりました。梅雨の時期なのに高温が続き、熱中症リスクが高まっていることへの懸念が多く寄せられました。少数ですが、過度に恐れるのではなく、科学的な対策を取ることの重要性を指摘するコメントもありました。
ライターコメント
気象庁によると、群馬県高崎市では午前中に35度台に到達し、東京都心も30度以上となり、既に真夏日となっています。この季節外れの暑さに対し「昼間は無理をせず、冷房の使用を我慢しない」など工夫と対策で乗り切る大切さを呼びかけるコメントもSNSでは多数投稿されていました。