寒かった冬が終わり、だんだん気候が暖かくなってきましたね。
そろそろ冬物をしまって、タンスから春物を引っ張り出して、干したり、クリーニングに出したりする人も多いのではないでしょうか。
この時期、日中は暖かくても、朝晩風が冷たく「もう少し着てくればよかった」と後悔する日もありますよね。
とりわけ電車やバスで通勤している人は服装の調節が難しいと思います。
今回は、意外に難しい、季節の変わり目の服装選びのポイントについて、調べてみたので参考にしてみてください。
3月〜5月の服装選びのポイント
3月〜5月は一口に春と言っても、月ごとに気温に大きな違いがあります。東京の平均気温を参考にしながら、服装の選び方を見ていきましょう。
気象庁の調べによると、3月下旬は、平均気温が10.5度で、昼間は13度くらい、朝晩は5度前後まで冷え込むこともあります。春物を出し始める時期ですが、まだ少し肌寒さを感じることもあります。とくに朝晩は風が冷たいため、風を通さないコートや薄手のジャケットなどが必要となることも多いです。
4月の平均気温は14.3度ほど。日向では暖かさを感じますが、日陰では少し寒さを感じることもあります。こうしたときは、長袖のTシャツやセーターを着ると快適です。12度以上の気温の日は風を通さないコート、16度を超える日は薄手のジャケットを羽織ると良いかもしれません。
5月になると、東京の平均気温は18.8度ほどに上昇します。この時期になると、朝晩と日中の寒暖差が小さくなり、セーターは必要なくなります。長袖のシャツの上に薄手のカーディガンを羽織るなど、体温調節ができるアイテムが便利です。
重ね着スタイルが無難?
春は快適な気温ですが、風向きや風の強さによって体感温度が大きく変わります。体調管理が難しい季節でもありますので、調整しやすい服装選びが大切です。
例えば、レイヤードスタイル(重ね着)を意識することで、寒暖差に柔軟に対応できます。朝晩はコートを羽織り、日中は軽いジャケットやカーディガンにするなど、着脱しやすい服装を選びましょう。
通勤やお出かけの際に、この季節の服装選びのポイントを参考にして、快適にお過ごしください。