日本科学未来館は18日、地球に関するデータにアクセスできる常設展示「ジオ・スコープ」を4月3日にリニューアルオープンすると発表しました。
「ジオ・スコープ」は、世界の研究機関などから提供された科学データを来館者が自由に閲覧できる常設展示として、2011年に公開されました。
生物の生態の季節の変化や気候の変動のほか、地球環境の未来予測など、多彩なデータから地球の変化を直感的に楽しみながら理解することができるのを売りとしており、リピーターも多い施設です。
リニューアルの見どころ
今回のリニューアルでは、「変わり続ける地球」をテーマに、「世界の電力消費量」や大気中の「エアロゾルの濃度」など8つのデータを新規登録し、これまでのジオ・スコープから厳選されたデータと合わせて合計20の地球に関するデータにアクセスすることができます。

また、体験画面も、視覚的に理解しやすく、直感的な操作を可能に改良したとしており、任意の大きさに拡大・縮小して自由に閲覧できます。
設置される端末5台のうち1台は、データを音で表現した「耳で楽しむモード」も搭載され、世界の地震や渡り鳥の移動ルート、ビッグマックの価格変動の3つのデータを耳を通じて楽しむことができるとしています。

リニューアルでさらに地球に関するデータが充実したということなので、来館すれば、いろいろ学びが深まりそうです。