気合の入った表情をみせる豊橋中央・高橋大喜地=甲子園球場

【甲子園】日大三に敗退の豊橋中央、エース高橋がピンチで見せた「猪木顔」にSNS沸騰

By - emogram編集部
喜怒哀楽

第107回全国高校野球選手権大会第6日は11日、甲子園球場で2回戦が行われ、第三試合、第四試合で高川学園(山口)と日大三(西東京)がそれぞれ3回戦に勝ち上がりました。

4年ぶり3度目出場の高川学園は初出場の未来富山を破り、甲子園で4年ぶりの白星を挙げました。高川学園は遠矢文太捕手(3年)が本塁打を含む3安打5打点と大活躍し、初出場の未来富山を8-5で下しました。

日大三は初出場の豊橋中央(愛知)に3-2で競り勝ちました。日大三は、同点の八回に「バカボン」こと田中諒内野手(2年)が高校通算19本目となる勝ち越しの左越え本塁打。西東京大会準決勝のサヨナラ2ランに続く劇弾となりました。日大三は夏通算30勝目で3回戦に進出しました。

強打の日大三で4番に座る田中内野手は、「真っすぐ一本に張って、『変化球ならヒットでいいや』という気持ちだった。甲子園で自分が打って、チームが勝ったうれしさは半端ない。2年生で4番を打たせてもらっているので、『3年生より振らないと』と自分の中では人一倍、バットを振ってきた」と話しました。

一方、豊橋中央の先発・高橋大喜地投手(3年)は終盤まで粘りの好投を続けましたが、2-2の八回に田中(2年)に左中間越えの本塁打を浴び、勝ち越しを許しました。

高橋投手は、日本を代表する人気プロレスラーだったアントニオ猪木さんをリスペクト。ピンチでは「気持ちが入る場面だったので自然と出てました」と、猪木さんがリング上の幾多の名勝負で敵と対峙した際にみせたのに似た闘魂あふれる表情も見せながら、気持ちを奮い立たせ、切り抜けた場面もありました。

SNS上の感情

豊橋中央のエース高橋投手がピンチの場面で見せた「猪木顔」に対して、SNSではコメントが相次ぎました。

emogram編集部ではこの話題に関するSNS上の感情を独自に分析しました。

感情分析の結果は以下の通りです。

主な「喜楽」の声(97%)

「こういうユーモアは是非継続していただきたいw」

「これは最高だよ」

「爆笑 これ観たらほんといい試合だったと思う」

「猪木も喜んでるだろう」

「甲子園史上最高に笑顔になりました」

主な「怒哀」の声(3%)

「これ反則でいいだろ」

「おじさん…不覚にも泣いちゃいました」

「初戦敗退は残念でしたが、良い試合でしたし、出来れば野球を続けてもらいたいです」

まとめ

今回の分析では、豊橋中央のエース高橋投手がピンチの場面で見せた「猪木顔」に対して、真剣な試合の中での予想外のユーモラスな瞬間を楽しむ多くの人の声が寄せられていました。

ライターコメント

猪木顔で一躍話題となった豊橋中央の高橋投手は試合後、「自分が最後までマウンドに立たせてもらったのにチームを負けさせてしまった自分たちはお客さんを楽しませるプレーができたんで、そういうところは誇りに思っています。もっと楽しい野球をみんなと続けたかった」と無念の表情を浮かべました。筆者としても、高橋投手が活躍する姿をもう少し見たかっただけに敗戦は残念ですが、強豪の日大三相手にナイスゲームでした。お疲れさまでした。

>【甲子園】横浜が投打に実力発揮し敦賀気比を圧倒、圧巻の完封勝利にSNS「隙が見当たらない」

>【甲子園】智弁和歌山、花巻東に敗れまさかの初戦敗退にSNSの反応は?

>【甲子園】仙台育英、鳥取城北に快勝 SNS「鳥取県勢の甲子園のクジ運のなさは日本一」

Related Article