コミケ(コミックマーケット)やスパコミ(コミックシティ)といった同人誌即売会が一般に認知されるようになり、はや数年がたちました。
毎回出展している作家さんの中には、作業中に「原稿仕上げるまで引きこもれる作業スペース欲しい」「私が出稿するまで一緒に作業してくれませんか」といった思いを抱いたこともあるのではないでしょうか。
後者に関しては、原稿の締め切りが迫ってくると、作家がXで「作業スペース」(という名の不特定多数による監視場所)を開設する風景をよく目にします。
ひとりで黙々、見張られたいの両タイプに対応
そんな中、サブカルチャーの一大拠点である池袋にコワーキングスペース「池袋創作空間Crie」がオープンしました。料金は平日1時間コース、税込み880円から。
運営会社のmonkeypod(東京都豊島区)によると、同人作家をはじめとした「クリエイター」へのヒアリングやアンケートを踏まえ、「創作活動に集中できる」ことを追求したスペースを実現したそうです。

「自宅ではついだらけてしまう」「同居する家族に見られたくない」などのさまざまな理由で自宅での作業が難しい人には、ブースで仕切られた半個室スペースがおすすめです。
「見張られた方がはかどる」「複数人で本の頒布準備をする必要がある」といった場合は、最大4人まで同時作業可能なグループ室も設置しているそうです。

カフェ機能も併設されており、一定時間利用するごとに、バリスタ経験のある店員が珈琲や紅茶などのドリンクを無料で丁寧に淹れてくれます。
さまざまな料金プランが用意されていますので、自分の懐具合や入稿デッドラインと相談しながらサービスを使ってみるのも良いかもしれませんね。
ですが、あくまでも趣味の一環ですから、作業中もぜひ楽しんでくださいね♪
池袋創作空間Crie公式サイト:https://crie-ikebukuro.jp/
池袋創作空間Crie公式X:@CrieIkebukuro