コンビニ大手のミニストップは18日、一部店舗で「手づくりおにぎり」の消費期限の表示を偽って販売していたと発表しました。店内で製造後1~2時間程度、消費期限のラベルを貼らず引き延ばすなどの行為が確認されました。
総菜でも同様の事例が発覚し、これらの商品を提供してきた全国約1600店舗で店内調理のおにぎりと弁当、総菜の販売を中止しました。現時点で健康被害の申し出は確認されていないと説明しています。
一度貼ったラベルをはがして延長した消費期限を貼り直すケースも
ミニストップによると、全国の23店舗で見つかりました。一度貼ったラベルをはがして延長した消費期限を貼り直すケースもありました。おにぎりと弁当は9日から製造中止、総菜は18日から止めました。
SNS上の感情
ミニストップが消費期限を偽装していたことについて、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「怒哀(批判・指摘)」の声(95%)
「意図的な偽装」
「単なるミスではない」
「お客さんの体調を心配するのが先」
「明らかな表示偽装」
「不誠実極まりない行為」
「食品を販売する資格なし」
主な「喜(エール・応援)」の声(5%)
「ソフトクリーム系がおいしい」
「再発防止に取り組んでほしい」
「熱い思いを持って商品開発に取り組んでいる人もいる」
まとめ
今回の分析では、ミニストップが消費期限を偽装していたことについて、「失った信用を取り戻すのには大変な努力と年月が必要」と厳しい声が寄せられました。
ライターコメント
今回の問題が発覚した店舗は埼玉、東京、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の7都府県に及ぶそうです。SNSでは「食品が傷みやすく気をつけなければいけないこの時期に消費期限偽装は問題があり過ぎる」と指摘する意見も見られました。
商品製造のルールを逸脱した行為があった店舗(8月16日時点)
埼玉県:東松山六反町店、東浦和店
東京都:葛西トラックターミナル店、足立トラックターミナル店
愛知県:名古屋つつじが丘店、名古屋小塚店
京都府:久御山町田井店、田辺中央店、嵐山駅前店
大阪府:吹田清水店、茨木藤の里店、茨木彩都あさぎ店、寝屋川上神田店、東大阪若江北町店、大阪諸口5丁目店、門真柳田町店、大阪浜2丁目店、北堀江店、東大阪衣摺店、大蓮東3丁目店
兵庫県:川西見野2丁目店、川西西多田店
福岡県:福岡八田1丁目店