シンガー・ソングライター、米津玄師さん(34)のヒット曲「KICK BACK」が全米レコード協会(RIAA)から、100万ユニット(1ユニット=ストリーミング再生150回)以上を記録した楽曲に与えられるプラチナ認定を受けたことが18日までに判明しました。日本語詞の楽曲が認定されるのは史上初の快挙となります。
2023年8月付でゴールド認定
同協会は1952年に設立され、米国でのセールスに応じてゴールド&プラチナ認定を行ってきた機関。2022年10月に配信された同曲は2023年8月付で、50万ユニット以上を記録した楽曲に与えられるゴールドに認定されていました。
同曲はテレビアニメ「チェンソーマン」のオープニング・テーマとして米津さんが作詞作曲し、歌唱。編曲はKing Gnuの常田大希さん(33)と共同で手掛けました。
ミュージックビデオは2億再生、ストリーミング累計再生数は5億回を超えるヒットになっています。配信サイト、スポティファイの世界で最も再生されている楽曲のデイリーランキングトップ50に日本のアーティストとして初めてランクイン(47位)したことでも話題になりました。
SNS上の反応
米津さんのヒット曲「KICK BACK」がRIAAから、100万ユニット以上を記録した楽曲に与えられるプラチナ認定を受けたことが18日までに判明したに対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「称賛・祝福」の声(70%)
「米津玄師さん。プラチナ認定おめでとうございます㊗️」
「米津さんの勢いは止まらない!」
「これは日本の音楽にとってまさに画期的な出来事です💫」
「米津玄師、史上初の快挙!日本語詞で米国プラチナ認定は本当にすごい」
「おめでとう、米津玄師さん!『KICK BACK』が米国でプラチナ認定、日本語詞の曲としては史上初の快挙!本当にすごい!」
主な「驚き」の声(15%)
「米津さんすご😳」
「おぉーすごい」
「100万ユニット達成、すごい!米津さんの言う通り、この曲のエネルギーは本当に圧倒的ですね!🎶」
主な「文化的考察」の声(10%)
「文化は国家を超えて人類を結びつける最も力強い架け橋です。米津玄師『KICK BACK』が日本語のままでアメリカにおいてプラチナ認定を受けたことは、音楽が言語の壁を超え、心と心を結ぶ証です」
「アニメ『チェンソーマン』の力」
「アニメが始まり、米津玄師の音楽は独り立ちできるほど力強く、ストリーミングプラットフォームとソーシャルメディアのおかげで歌は言語の壁を越えるようになり」
「日本のアートが世界で輝いてる✨」
「アニメから世界へ。日本の音楽の可能性をまた一つ証明した瞬間🌟」
主な「懐疑的」な声(5%)
「大していいとも思わなかったからアニメの影響かな」
「『KICK BACK』のプラチナ認定は素晴らしいけど、ストリーミング頼みの認定システムって本当に曲の影響力を反映してる?と疑問視する声もあるよね」
まとめ
今回の分析では、米津さんのヒット曲「KICK BACK」がRIAAから、100万ユニット以上を記録した楽曲に与えられるプラチナ認定を受けたことが18日までに判明したに対し、これが日本語詞の曲として初めての認定であることを称賛する声や、米津さんの才能と国際的な成功を称える声が目立ちました。また、アニメ「チェンソーマン」の影響力や、音楽が言語の壁を超える力を持つことを指摘するコメントも見られます。全体的に祝福と驚きの感情が表現されており、この出来事を日本の音楽シーンにとっての歴史的な瞬間と捉える声が多く寄せられていました。
ライターコメント
アニメ「チェンソーマン」は筆者も毎週欠かさず見ており、今回の米津さんの楽曲も毎回聴いていたので、今回の快挙のニュースはとても嬉しく思えました。SNS上でも「さすが米津さん!宮崎駿監督に認められただけありますね!」「めっちゃ誇らしいっ!」と快挙を称賛し、感動する声であふれていました。