3ピースロックバンド、SHISHAMOが27日、公式サイトで、結成の地・神奈川県川崎市にあるUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で2026年6月13日と14日にワンマンライブ「SHISHAMO THE FINAL!!! ~Thanks for everything~」を行い、活動を終了することを発表しました。
公式サイト上の発表では、「SHISHAMOというバンドは私達にとって言葉では言い表せないほど大切なものです。だからこそ、いつか活動を終えるその時まで、SHISHAMOがSHISHAMOとしてあるべき姿であり続けることを全うするんだという強い想いを持って、これまでずっと活動を続けてきました」と説明。
その上で、「2024年の初夏、(ベースの)松岡(彩)から『これからの自分とSHISHAMO』についての話があり、それを受けてバンドとしてどこに向かっていくべきかを考えました」とし、「その中で、『SHISHAMOの完結に向かって歩いていこう』という想いに至りました」とつづりました。
続けて、「この3人のSHISHAMOがとても好きです。今年に入ってからは(ドラムの)吉川(美冴貴)の体調不良など、時には困難なこともありましたが、これまでSHISHAMOとしてブレることなく唯一無二の音楽、活動を続けてくることができたという自負もあります」とし、「SHISHAMOの終わりについて考えた時、真っ先に思い浮かんだ場所が等々力でした。何度も願ってきたあの場所でのライブをみんなと叶えたい。そして最高に楽しいSHISHAMOの最期の日にしたい。一緒に泣いて、笑って、最高の思い出を作りましょう!!!等々力で待ってます!!! SHISHAMO」とし、活動終了を報告しました。
SHISHAMOとは
ギター・ボーカルの宮崎朝子さんとベースの松岡彩さん、ドラムの吉川美冴貴さんからなる3ピースロックバンド。2013年、高校卒業と同時に本格的にバンド活動を開始。デビューアルバム「SHISHAMO」をリリースし、2017年には「第68回NHK紅白歌合戦」に出演。2023年、CDデビュー10周年記念ライブを日本武道館、大阪城ホールで開催、9月からは全国11都市でのホールツアーを開催するなど精力的なライブ活動を行っていたことでも知られています。
SNS上の反応
人気3ピースロックバンド、SHISHAMOが27日、2026年6月13日と14日に行うワンマンライブで活動を終了すると発表したことに対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この発表に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「悲しみ」の声(55%)
「めちゃくちゃ悲しいけど、そう決断したなら尊重します。今年ほんと日々が辛くて毎日SHISHAMOの曲に励ましてもらってました」
「私にはショック過ぎる」
「悲しいです🥹」
「😭😭😭😭😭 辛いよ」
主な「驚き」の声(25%)
「ええええええええええ‼️ そ、そんな…SHISHAMOぉぉぉーーーー‼️」
「え?????」
「まままままっちゃんから!?!!?」
「え?マジで?辛すぎる」
主な「感謝」の声(15%)
「こんなに大好きで愛してるバンドは後にも先にもSHISHAMOだけです!!!!SHISHAMOに出会えてほんとに幸せだった!」
「たくさん心に残る名曲を残してくれてありがとう。SHISHAMOのおかげで最高の青春時代でした✨!!」
「『僕に彼女ができたんだ』のイントロは僕の1番好きなイントロで、めっちゃ練習しました。歌詞を見ながら聞くSHISHAMOの曲が大好きでした。ありがとうございました」
「信じられないし信じたくないと呆然としています。ただ、それ以上にあるのはみなさまへの感謝のきもちです」
「長期間の活動お疲れ様でした ゆっくり休んでください😭」
主な「応援」の声(5%)
「明日も大好きです応援してます」
「活動終了してもこれからも応援し続けます」
「めいいっぱい推し活してやるからな!」
「活動終了は本当に悲しいけど、最後の最後まで応援し続けます。とりあえずまだ私は折れない」
「SHISHAMOの歌が教えてくれたことに自分重ねて、明日も」
まとめ
今回の分析では、SHISHAMOの活動終了の発表に対し、ファンの多くはショックを受け「信じられない」「悲しすぎる」といった感情を表明しています。青春時代にSHISHAMOの音楽に支えられたという思い出のほか、楽曲への愛を語る声が目立ちます。同時に、バンドの決断を尊重し、活動終了までの期間を全力で応援する姿勢を示すコメントも多く見られます。活動終了前にライブに行く決意を表明する声も多くありました。
ライターコメント
筆者は気分が上がらないとき、SHISHAMOの「明日も」という曲を繰り返し聞くことで、気持ちを上げたことが何度もあります。それだけに今回の活動終了には大きな衝撃を受けました。同様の感情を抱いた思われるファンも多くいたようで、SNS上では「信じられないし信じたくないと呆然としています。ただ、それ以上にあるのはみなさまへの感謝のきもちです。おらたちの人生に音楽を通して寄り添いつづけてくださりありがとうございました」。まさに同じ気持ちです。これまで本当にありがとうございました。