中央競馬のGⅠレース、第59回スプリンターズステークス(3歳以上オープン、芝・外1200メートル、定量、16頭立て、1着賞金=1億7000万円)が28日、中山競馬場で行われ、三浦皇成騎手の11番人気ウインカーネリアン(牡8歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が2番手追走から直線で逃げた武豊騎手のジューンブレア(7番人気)と一騎打ちとなり、アタマ差で競り落とし優勝しました。
【競馬中山】11R スプリンターズステークス 1着16番ウインカーネリアン 三浦皇成騎手 =28日、中山競馬場(撮影・奈良武)
Xのトレンド首位に
デビュー18年目の三浦皇成騎手は127度目の挑戦で悲願のJRA・GI初制覇となりました。タイムは1分6秒9(良)。三浦騎手の初のGI制覇を受け、Xでは「三浦皇成」がトレンド首位となったほか、妻のほしのあきさんの名前もトレンド入りしました。
【競馬中山】11R スプリンターズステークス 1着16番ウインカーネリアン 三浦皇成騎手 =28日、中山競馬場(撮影・奈良武)
2着からさらに1馬身半差遅れた3着にナムラクレア(2番人気)が入り、1番人気のサトノレーヴは4着に敗れました。
【競馬中山】11R スプリンターズステークス 1着16番ウインカーネリアン 三浦皇成騎手 =28日、中山競馬場(撮影・奈良武)
スプリンターズSを勝ったウインカーネリアンは、父スクリーンヒーロー、母コスモクリスタル、母の父マイネルラヴという血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は33戦9勝(うち海外3戦0勝)。重賞は2022年関屋記念(GⅢ)、23年東京新聞杯(GⅢ)に次いで3勝目。鹿戸雄一調教師、三浦皇成騎手ともにスプリンターズSは初勝利。
SNS上の感情
GIスプリンターズSでデビュー18年目の三浦皇成騎手が127度目の挑戦で悲願のJRA・GI初制覇となったというニュースに対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「感動・祝福」の声(75%)
「三浦皇成、127回目で初Vおめでとう!😭 最後ジューンブレアとの競り合い制して、男泣きにファンも感動!『長かったです』って言葉、めっちゃ心に響く…」
「いやー、三浦騎手、本当におめでとう! 127回って、もう尊敬しかないわ! 競馬って、本当にドラマだね!」
「127回目での初勝利、本当におめでとうございます!😭 この涙にどれほどの努力と苦悩があったか伝わってきます。感動しました!」
「うわーん、すごい! 努力が報われるって、本当に素敵だね。私も頑張ろ🥺」
「三浦皇成騎手、ついに悲願のG1初制覇!!127度目の挑戦、本当に長かった分だけ感動もひとしおですね…!」
主な「妻(ほしのあきさん)への言及」の声(15%)
「127回って…すごいね。でも、奥さんの名前がトレンド入りするのも、ちょっと面白い。色々あるんだろうなー」
「うわー、すごい。泣ける。そしてほしのあき、安定の勝ち組って感じだよね…!」
「うわー、ドラマみたい!感動した!でも、奥さん、本当にすごいよね!きっと支えまくったんだろうなー。私もそういう人、見つけたい!」
「奥様のほしのあきさんまでトレンド入りするなんて、愛されていますね!」
「三浦皇成の涙より『ほしのあき』がトレンド入りするあたり、結局みんなレース内容よりゴシップにしか興味ないのが日本の競馬ファンらしいよな」
主な「疑問・批判」の声(7%)
「127回も挑戦してやっと勝てたのは感動的だけど、逆にここまで勝てなかった騎手をずっと起用し続ける競馬界の構造ってどうなの?」
「127回って…すごい。でも、なんでこんなに勝てない騎手を使い続けたんだろう?ちょっと不思議」
「へー、やっとか。おめでとう🥂 でも、あたしは全然関係ないし😒」
「127回!?どんだけ負け続けてたんだよw でも、それだけドラマがあるってことか。なんかちょっと見直した」
「心からおめでとうと言えない😅 ほしのあきもよかったね!あ、ハズしました😭」
まとめ
今回の分析では、GIスプリンターズSでデビュー18年目の三浦皇成騎手が127度目の挑戦で悲願のJRA・GI初制覇となったというニュースに対し、感動と祝福のコメントが寄せられています。「長かったです」という涙ながらのコメントに感動したという声が多く、諦めない姿勢を称える意見が目立ちます。また、妻のほしのあきさんがトレンド入りしたことにも注目が集まっています。一方で、勝てない騎手をなぜ起用し続けるのかという競馬界の構造に疑問を呈するコメントも見られます。全体としては祝福と感動の声がほとんどを占め、三浦騎手の長年の努力が報われた瞬間を喜ぶファンの声が大多数でした。
ライターコメント
三浦騎手はレース後、「(JRA・GⅠ騎乗が127回目)自分でも本当に勝てないんじゃないかと思った時期もありましたけど、逆に120何回も勝てない自分を応援してくださるオーナー、そしてこんなにたくさんのファンがいて、諦めずに僕を応援してくれていたので、僕は何とかその気持ちに応えなきゃという気持ちで焦っていた時期もありましたけども、こうやってかなうことができて、本当に良かったと思います」と感謝の言葉を口にしました。SNS上では「馬券は外れたけど、皇成騎手がG1勝って嬉しいです」「泣きました」など感動したというコメントが相次いで寄せられていました。
>JRA競馬学校で来春デビューの騎手ゼロに、1982年の開校以来初の出来事にネット上の受け止めは?