ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まり、会見する大阪大の坂口志文特任教授

ノーベル賞受賞に「中の人」が反応 早見沙織の祝福にファン歓喜

By - emogram編集部いしかわ
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スウェーデンのカロリンスカ研究所は6日、2025年のノーベル生理学・医学賞を、免疫が暴走して自分の体を攻撃するのを防ぐ「制御性T細胞」を発見した大阪大学の坂口志文(しもん)特任教授(74)ら日米の3氏に授与すると発表しました。

坂口さんは免疫を抑える仕組みの謎を解明し、がんや自己免疫疾患などの新たな治療法の開発に道を開いた功績が評価されました。

「はたらく細胞」で制御性T細胞役、早見沙織さんが祝福

坂口さんが今年のノーベル生理学・医学賞に輝いたことを受け、アニメ「はたらく細胞」で制御性T細胞の声優を務めた早見沙織さん(34)は7日、自身のXを更新。大阪大学の公式Xを引用リポストする形で次の文章を投稿しました。

「受賞おめでとうございます! 『はたらく細胞』という作品で制御性T細胞 役で出演させていただいておりました。これを機に、あらためて制御性T細胞について知っていきたいと思います!(早)」

SNS上の感情

「はたらく細胞」で制御性T細胞の声優を務めた早見さんの祝福コメントに対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。

emogram編集部では、この話題に関するSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「喜び・祝福」の声(45%)

「細胞からの祝福は史上初では? 笑 ステキです💞」

「ノーベル賞受賞キャラに声を当てた初めての声優🎉」

「中の人からの祝福とか最高やね✨💕」

「免疫細胞さんからノーベル賞🏆の祝福って素敵💓」

主な「驚き・感心」の声(30%)

「ご本人からお祝いくるだろな と思ってたからキターって感じ。この世に俳優数あれど制御性T細胞を演じたなんてこの方しかいないのだから」

「まさかの制御性T細胞役からの祝福」

「史上初! 制御性T細胞本人からのお祝いめでたい🎉🎖️🏆️」

「すげぇ😳」

主な「面白い・ユーモア」の声(15%)

「いつものノーベル賞受賞ニュース『うーん、素人には難解でなんの話か、、、』今回『あの、早見沙織さんがCVしてた』」

「制御性T細胞という文字を見て、すぐに早見さんを思い浮かべた私は勝ち組ですか?」

「オタクの早口であることをちゃんと文末入れ込んでいる、偉い」

主な「学び・知識」の声(10%)

「えっと、スーツにハイヒールで筋肉マッチョをぶちのめすお姉様ですねわかります🤣ほんとに人体って驚異の小宇宙と言われるほど不思議」

「『はたらく細胞』経由で医療従事者や研究者になって命を救う人も出てくるのかな。すてきだね」

「アニメは日本の科学の発展に貢献していると思います」

まとめ

今回の分析では、早見さんが「はたらく細胞」でノーベル賞の受賞理由となった「制御性T細胞」を演じたことについて、多くの反応が寄せられていました。コメントの大半は祝福や驚きで占められていましたが、中には「制御性T細胞」の役割をアニメを通して知ったという声や、アニメが科学の啓発に貢献してる点を評価する声も見られました。

ライターコメント

「制御性T細胞」役を務めた早見さんが、その細胞を発見・解明しノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口さんに祝福のコメントを送るという状況をみて、「はたらく細胞」が教育機関や医療施設で素材の無償提供がされているという話を筆者は思い出しました。子供から大人まで夢中にさせる「はたらく細胞」が偉大な科学を身近なものに変えてしまう。日本のアニメコンテンツってすごいですね。


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