町内唯一の駅である近江鉄道の日野駅から通学する高校生。

高校生になっても「パパ・ママ」はアリ?ナシ?SNSが問う境界線「うちもまだパパママですね」

By - emogram編集部いしかわ
ライフ

10代や現役高校生を対象にしたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」は全国の現役高校生862人を対象に7月22日~8月4日の期間、インターネット上で「自分の親をどう呼ぶか」というアンケート調査を実施しました。

その結果、父親は「パパ(50.2%)」、母親は「ママ(56.3%)」と呼んでおり、現役高校生の5割以上が、自分の両親のことを「パパ・ママ」と呼んでいました。

主な理由としては「小さい頃から呼んでいて今さら変えられない」といった慣習的なものや「呼びやすい」「かわいい響き」「親との距離が近く感じる」という関係の深さが背景にあると考えられます。

お父さん・お母さんは少数派?

一方で「お父さん(28.1%)」や「お母さん(33.4%)」と呼ぶ高校生、中でも男子高校生からは「パパは恥ずかしい」という声のほか、「人前で呼ぶのは恥ずかしい」「敬意を持つ呼び方に変えた」など思春期特有の恥ずかしさや大人への意識の芽生えが見られました。

また「名前」呼びや「オヤジ」「おかん」などの呼び方は親子関係のフラットさや再婚・血のつながりがないといった現代の家庭の事情が色濃く反映される結果となりました。

SNS上の反応

現代の高校生のちょっと意外な両親の呼び方に対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。

emogram編集部では、この話題に関するコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「肯定的」な声(35%)

「えー、高校生にもなってパパママ呼びはちょっと可愛いな!」

「半数以上がそう呼ぶのならそれが今の時代では主流であって普通なんだよね」

「うちもまだパパママですね」

主な「否定的」な声(25%)

「普通に田舎出身だから親父とお袋と呼ぶ。パパ・ママはなんか気持ち悪いと感じる」

「娘がパパ、ママって呼ぶ分は何歳になっても違和感は感じません。しかし息子が、中学生になってもパパ、ママって呼んでたら違和感を感じます」

「うっかり『パパ・ママ』呼びが友達にバレたのならいっそ腹を召されよ…みたいな時代があったのじゃ😂」

主な「中立/事実共有」の声(40%)

「家と外と機嫌がいい時と機嫌が悪い時とバカにしてる時とお小遣いが欲しい時で呼び方が違う…」

「子供の時少しずつ恥ずかしくなっていっていつの間にか父さん、母さんになってた記憶」

「人前ではちゃんと父、母って言えてればなんの問題もない」

「ここ最近Z世代の新入社員もパパママ呼びが多くてビックリした…」

まとめ

今回の分析では、高校生の「パパ・ママ」呼びに対し、「かわいい」という肯定派と「子どもっぽい/恥ずかしい」という否定派で意見がほぼ二分する結果となりました。多くのユーザーが自身の親の呼び方や成長に伴う変化を共有していて地域差や時代背景への言及も目立ちました。全体的に「呼び方は個人の自由」であり、親子間でのコミュニケーションスタイルが反映されているという理解が広がる結果になりました。

ライターコメント

筆者も恥ずかしながら中学生までは両親のことを「パパ・ママ」呼びをしていた記憶があります。いつの間にか恥ずかしくなり、「父さん・母さん」呼びに変えましたが、令和の高校生たちが半数近く自分の両親を「パパ・ママ」呼びしているのは驚きでした。でも何だか可愛い気もします。

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