10月も下旬を迎え、都内でも秋の訪れを感じる季節になりました。
グーグルトレンドでは「紅葉」関連ワードの検索数が前週から大きく上昇し、SNS上でも「まだ早いけれど楽しみ」「そろそろ散歩したい」といった投稿が目立っています。
そこで、グーグルトレンドで過去7日間の検索上昇率をリサーチし、この1週間で注目度の高かった紅葉スポットをランキング形式でご紹介。
SNS上のコメントを分析し、紅葉への期待や癒しといった感情傾向もあわせて可視化しました。
※データ出典: グーグルトレンド(比較期間:10月6日〜10月12日/10月13日〜10月19日)
【急上昇ランキング】今週話題の紅葉スポットTOP5
1位 新宿御苑(検索上昇率:+100%)
都心のオアシス・新宿御苑が堂々の1位に。
SNSでは「紅葉はまだだけど秋を感じに行った」「色づき始めが楽しみ」といった声が多く、紅葉の本格シーズン前から期待感が高まっています。
「都会でここまでの紅葉はもう少し先」と現状を伝える投稿も見られ、〝まだ始まっていないけれど待ち遠しい〟という空気が広がっているようです。
「毎年御苑で紅葉を見て、伊勢丹で買い物するのが恒例」というように、散歩や買い物と組み合わせた〝身近な秋の楽しみ方〟が支持されています。
SNSの声

紅葉に関するコメント(60%)
「都会での紅葉はもうちょっと先かもしれませんね」
「新宿御苑行ってみたら紅葉はまだまだでしたが超気持ちよかったです」
「毎年新宿御苑の紅葉を見て、伊勢丹でお買い物する」
観光・レジャー計画(40%)
「新宿御苑の紅葉はまだ早そうだけどこんなお食事見つけちゃった」
「去年新宿御苑でやりましたが、紅葉もイチョウもありましたよ🍁」
「新宿御苑で紅葉が始まる頃の夜に屋外で能が見れるのガチで風流すぎ」
2位 六義園(+87%)
文京区の六義園は、夜のライトアップを中心に話題が急増。
「六義園 夜紅葉ライトアップ」「庭紅葉の夜間特別鑑賞」といったワードが伸び、検索・SNSともに注目度が上昇しました。
投稿では「幻想的」「ロマンチック」「事前予約制だけど行く価値あり」といった声が目立ち、紅葉そのものより〝光と影の演出〟への反応が多いのが特徴です。
「激混みだけど、あの光景は一度は見てほしい」といった感想も多く、秋の定番デートスポットとしての存在感を再確認する結果となりました。
SNSの声

ライトアップ情報(45%)
「夜の闇に浮かび上がる紅葉が幻想的」
「事前予約制だけど行く価値あり」
「六義園の夜紅葉はやっぱり特別」
デート・写真投稿(35%)
「ライトアップがロマンチック」
「イチョウ並木を散歩、レストランやお手洗いもあり◎」
「コーヒー片手に並んで歩けば自然と会話も弾みます」
紅葉スポット紹介(20%)
「紅葉スポット28選にも掲載されてた」
「お気に入りの撮影スポット」
3位 高尾山(+64%)
都内随一の登山紅葉スポット・高尾山が3位にランクイン。
SNSでは「久々に登ってみたい」「来月行こうかな」といったコメントが多く、紅葉を目的としたハイキングや登山計画が増えています。
一方で「紅葉シーズンは混む」「熊が出るらしい」といった懸念も投稿されており、自然の中で過ごす秋を〝慎重に楽しむ〟傾向も見られます。
「御岳山も検討中」「紅葉ヨガも気になる」といった関連投稿から、都内の山間部全体が注目されていることがうかがえます。
SNSの声

紅葉を楽しみたい(45%)
「紅葉の高尾山、久々に登りたい」
「来月ハイク行こうかな🍁」
「パワースポットと紅葉を巡りたい」
懸念の声(35%)
「熊が出るなら無理😭」
「紅葉シーズンは激混みって聞く」
「熊出没リスク高まっててタイミング悪すぎ」
代替地・周辺観光(20%)
「御岳山や日の出山もいいらしい」
4位 昭和記念公園(+55%)
立川市の昭和記念公園では、今月末から開催される「黄葉・紅葉まつり&秋の夜散歩2025」が話題に。
「紅葉」「ライトアップ」「夜散歩」といった関連ワードが上昇し、イベントを楽しみにする投稿が増えています。
「ライトアップも相まって圧巻」「広い園内で秋を感じたい」などの感想に加え、「写真撮影会」「ロケ撮影」「秋コーデ」など、フォトジェニックな体験を目的とする投稿も目立ちました。
立川という距離感にも関わらず、「行く価値がある」と評価されるほどの人気です
SNSの声

紅葉・イベント情報(50%)
「紅葉まつり&秋の夜散歩2025が楽しみ」
「まだ早いけど、日中の風景も好き」
「あと1ヶ月もしたら紅葉でめっちゃ綺麗になりそう」
撮影・訪問計画(30%)
「秋撮影会やりたい」
「立川まで行ってみようかな」
ライトアップの声(20%)
「夜は幻想的で圧巻」
5位 奥多摩(+55%)
自然派層に根強い人気を誇る奥多摩が第5位にランクイン。
「紅葉にはまだ早いけど、静かに歩ける季節」といったコメントが多く、本格的なシーズンを前に〝下見〟や〝計画段階〟という投稿が増えました。
一方で、熊の出没に関する投稿も多く、「どこまでが安全なのか」「行くのを控えようか」といった慎重な声も見られます。
紅葉をめぐる自然との付き合い方を考えるきっかけにもなっているようです。
SNSの声

紅葉・自然観光(50%)
「まだ早いけど静かに歩ける季節」
「紅葉撮影ツーリングに行きたい」
「紅葉の季節なら平日でも人出が少しあるかも」
懸念・安全意識(30%)
「熊が怖くて行けないかも」
「どこまでが安全かわからない」
観光・食(20%)
「奥多摩でピザとパスタ食べたい」
6位 小石川後楽園(+44%)
7位 代々木公園(+40%)
8位 明治神宮外苑(+27%)
9位 浜離宮恩賜庭園(+17%)
10位 日比谷公園(+12%)
今週の感情トレンド
10月第3週は、「紅葉が始まる前の期待」がテーマに。
都心では新宿御苑や六義園が上昇し、郊外では高尾山・奥多摩が注目を集めました。
SNS全体の感情分布を見ると、楽しみ・癒し・計画といったポジティブな投稿が約8割を占め、紅葉シーズンの本格化を前にした静かな高揚感が広がっています。
来週以降は、気温低下とともに紅葉の色づきが一気に進み、昭和記念公園や六義園などライトアップ実施エリアへの関心がさらに高まりそうです。












