チロルチョコ公式Xより

【公式の叫び】「ずっとサイズ変わってません!!」チロルチョコが明かす、大きさが違って見える意外な理由

By - emogram編集部・ゆんち
ライフ

「最近のチロルチョコ、昔より小さくなってない?」

SNS上でそんな投稿を見かけることもありますが、チロルチョコが公式Xで「声を大にして言いたいです。\ずっとサイズ変わってません!!/」と投稿しました。

読み進めると、私たちが感じる「サイズの違和感」の正体は、世代や購入場所による思い込みからくる〝錯覚〟であることが分かりました。

「小さい・大きい・3つ山」が混同される理由

公式Xの解説によると、現在製造されているチロルチョコには主に3つのサイズが存在します。袋商品などに入っている「小さいサイズ(2.5cm角)」、コンビニなどで1粒から買えるバーコード印字用のスペースを確保した「大きいサイズ」、そして1962年の誕生当時と同じ細長い「3つ山タイプ」です。

かつて駄菓子屋さんなどで小さいサイズに親しんだ人は、単品売りを見て「大きくなった」と感じ、逆にコンビニの単品に慣れた人は袋入りを見て「小さくなった」と感じる…。

この認識のズレこそが、サイズが変わったように見える最大の理由だったのです!

物価高騰に立ち向かった「10円」の執念

この複雑なサイズ展開の背景には、チロルチョコが守り続けてきた「こどもたちがお小遣いで買える価格」への並々ならぬ情熱があります。

チロルチョコ公式Xより

1962年の誕生当初、3つ山が繋がった形で10円だったチロルチョコですが、1970年代のオイルショックによる物価高騰を受け、一時は30円までの値上げを余儀なくされました。

しかし、売上が低迷する中で2代目社長が出した結論は「10円に立ち返る」こと。そこで1979年、3つ山をひとつずつに分ける形状で売り出すことで、10円のチロルが復活し、現在の形が確立されたのです。

コンビニ進出と「大きいサイズ」の誕生

その後、主要な販路は、駄菓子屋さんからコンビニエンスストアへと移り変わります。

1993年には、当時、専務だった3代目社長の提案でコンビニ進出を決定。レジを通すためのバーコードを印字するスペースが必要になったことから、現在の単品売りで見かける「大きいサイズ」が誕生しました。

チロルチョコ公式Xより

年間約60種類もの新商品を世に送り出し続けているチロルチョコは、投稿の最後で、「コンビニやスーパーなどで見かけた際は『頑張ってんなアイツ』と応援してもらえると嬉しいです」と結んでいます。

物価高騰が続く今、形や売り場を変えながらも私たちの手の届く場所に居続けてくれるその1粒には、60年以上にわたる「お小遣いへの想い」がぎゅっと詰まっていたのですね。

■詳しい歴史は下記のチロルチョコ「沿革」へ
https://www.tirol-choco.com/company/history/

ライターコメント

「なんとなく、その日の気分でサイズが違うような…?」と密かに抱いていた長年の謎が解けて、ようやくスッキリしました。ところで、皆さんの「推しチロル」は何ですか?私は断トツで「きなこもち」派です。あの中に入っている、なんともいえない〝ナゾのもちもち食感〟がたまりません。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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